【桐壺190-①】いづれの御方も、我人におとらんと…
【古文】
いづれの御方も、我人におとらんとおぼいたるやはある、とりどりにいとめでたけれど、
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いづれの御方も、
訳)どのお妃たちも、
我人におとらんと
訳)自分が他の人より劣るだろうと
思いたるやはある、
訳)お思いになっている人があろうか、いやそんなはずもなく、
とりどりにいとめでたけれど、
訳)それぞれにとても素晴らしいが、
【古文】
いづれの御方も、我人におとらんと思いたるやはある、とりどりにいとめでたけれど、
【訳】
どのお妃たちも、自分が他の人より劣るだろうと思っていらっしゃる人がいようか、いやそんなはずもなく、それぞれにとても素晴らしいが、
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■【いづれ】
■【~に】
■【ん(む)】
■【おぼいたる】
■【やは】
■【とりどり】
■【めでたし】
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