「御簾」~古文単語の読み☆ | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

「御簾」~古文単語の読み☆

おはようございます☆あいです♪

 

ちょっとGW出かけてて、なかなかログインできませんでした^^;

お待ちくださってた方、ごめんなさーい;


 

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さて。

今日は「御簾」の読みについてです。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「簾」とは、「すだれ」のこと。

今でもありますよね。

日よけ、目隠し、虫よけなどの目的で使われる、夏の風物詩です。


 

「御簾」とは、「みす」と読んで、

特に、緑色の布の縁取りなどをした簾のこと。

 

実は、この「御簾」☆

「ぎょれん」と読んだり、

「すだれ」と読んだりもするんです;;

 

なので。

読み…というよりも、むしろ前後の文脈判断できる調度、という意味で、大切な古文常識^^;


 

ただ。

推薦入試などでは、この読みも基本的な常識問題として出題されますので、きちんと覚えておきましょうね♪

 

◆◇場所・調度の読み◇◆

 

①透垣

②遣水

③渡殿

④庇

⑤半蔀

⑥立蔀

⑦簀子

⑧格子

⑨几

⑩御簾


 

さあ!

読めますか?


 

実はこれ、

ただ読めるだけでなく、

場所を想像できると、

古文読解の力が、飛躍的に増すんです!


 

たとえば、

「透垣」とは、少し透かしてある垣根のことなので、

場所は屋外!

 

そして、透垣の付近では、

男が屋内の女を「垣間見(かいまみ)」したりするんです!

( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚


 

さあ!

この古文単語を、

読みを暗記するだけでなく、

ぜひとも古語辞典で調べてください!


 

◆◇場所・調度の読み(解答)◇◆

 

①透垣(すいがい)

②遣水(やりみず)

③渡殿(わたどの)

④庇(ひさし)

⑤半蔀(はじとみ)

⑥立蔀(たてじとみ)

⑦簀子(すのこ)

⑧格子(こうし)

⑨几帳(きちょう)

⑩御簾(みす)


 

①~⑩の古文単語、

だんだん、目線が【屋外】から【屋内】に向いているのが分かりますか?

(o^-')b


 

こういうキーワードから、場面を想像できるのも、国語力の一つですよ♪

 

あいでした☆