【桐壺31-①】その年の夏、御息所、…
【原文】
その年の夏、御息所、はかなき心地にわづらひて、まかでなむと
したまふを、暇さらに許させたまはず。
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その年の夏、御息所、はかなき心地にわづらひて、
訳)その年の夏、桐壺更衣は、頼りない感じに落ち入って、
まかでなむとしたまふを、
訳)退出してしまおうとなさるのを、
訳)お暇を少しもお許しあそばさない。
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【原文】
その年の夏、御息所、はかなき心地にわづらひて、まかでなむとしたまふを、暇さらに許させたまはず。
【口語訳】
その年の夏、桐壺更衣は、頼りない感じに落ち入って、退出してしまおうとなさるのを、お暇を少しもお許しあそばさない。
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ちょっとくらい、里帰りさせてあげればいいのに…
実は、この「まかでなむ」の意味…
かなり深い部分があるのです。。。
それを想像しながら…
今宵はお眠りなさいませ
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■ 御息所
■ はかなし
■ わづらふ
■ まかづ
■ (連用形)+な+む
■ さらに~~ず
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おやすみなさい