「日々の所感を語る」のMr. Pseudonymさんのブログ記事( ttp://remarks.gengo21.com/archives/282  )に続いて、今回ノスタルGさんがブログの中で「『天地真理』はなぜ『渡辺真知子』になれなかったか?」ということを書かれています。りっぱな『天地真理』論を展開されているのを発見。なかなかの力作です。ご紹介します。

http://vanguard-factory.air-nifty.com/blog/2015/09/post-f04a.html


週刊新潮の記事が話題になる頃に書かれているが、特にその記事に触発されて書かれたわけではないということらしいです。「一度は国民的アイドルと言う頂点に昇りつめた『天地真理』は、なぜ『渡辺真知子』のようにソフトランディング出来なかったのだろうか?」ということに関してのノスタルGさんの考えが、①時代 ②環境 ③本人の資質/性向性にわけて述べられています。



そして以下のように続きます。

ということで、いきなりジャンル違いの『渡辺真知子』と同列に論じたので戸惑ったことであろうが、私がなぜ桜田淳子やピンクレディーではなく、あくまで『渡辺真知子』と対比したのか、真の意味するところがここにきて分かっていただけたのではないかと思う。

さて、『真理ちゃん』は『渡辺真知子』が逆立ちしても叶わないモノを持っている、と前回記事に書いた。それは何か?


これは、ネタバレになるのでノスタルGさんのブログを直接読んでみてください。

そして最後、以下のようにまとめられています。


私は小市民的な生活とか肉親との緊密なふれあいこそが、この世の一番素晴らしい宝物だと思っている。
たぶん『真理ちゃん』はこの考えに近いのではないかと思う。

だからこそ全盛期の『天地真理』が歌って描いてみせた、小市民的で心優しくつつましやかな世界に、今も憧れ郷愁を感じるのであろう。


では、『天地真理』自身がベスト3に入れている曲「水色の恋」「虹をわたって」「ひとりじゃないの」から、彼女に最も相応しい「ひとりじゃないの」を以下に聴いて、この話をお終いにしよう。