2016年も残す所あと1ヶ月あせるになりました

病院も手術が立て込んできていますがあせる

トリミングの方は

年末に向けての忙しい時期を控えて

今はちょっとだけ暇な時期でもありますにひひ

ただ、今月後半とくに20日過ぎた頃からは

予約も大分埋まってきていますので

希望の日がある方はお早めにお電話電話お待ちしています




さてさて話は変わって

獣医師になってずっとやってきていることに

診察診断がありますニコニコ

診断:文字通り患者さんを調べての病状の判断ですが

この診断の技術論というのは

古来からいろいろと言われています

ただし基本的には消去法です

例えば「食欲がない」という症状を示す病気は沢山あります

元気がない」という症状に至っては

「どういう風に」元気がないのか!?

「どういう時に」元気がないのかはてなマーク

などのバリエーションを考えると

その「元気がない」という症状自体が

主観的だったり曖昧かおだったりします

それらの情報をもとに

獣医師は病状の判断をしていくことになるのですが

最初はできる限り頭の中にいっぱいの病気を思い浮かべますアップ

その中から触診や問診、聴診、検査をしながら

病名を消去していきますダウン

そして残った病気が一つであれば

病名を告げて診断が下せて、治療に移ります

できるだけたくさんの病気の可能性を

頭に浮かべることが大切で

その中にはまだ遭遇したことのない病気も

含めなくてはいけません



そうやってたくさんの中から

頭フル回転で病名をしぼることが診断という作業なのです

しかしながら時折、獣医師の中には

ファーストインプレッションだったり

検査の過程で

「この病気はこれだ」と決めつけるタイプの先生もいらっしゃるようで

これはとても危険なことで

そうなってくるとその病気の証拠集めを始めてしまうのです

そして隠れている病気に気づかないまま

見当違いの治療を進めてしまうこともあるようです叫び

診断の基本は消去法

これは自分にとっての鉄則ですグッド!