(幼稚園の窓に飾られていた、シンタクラースのおじさん)




去る12月5日、
オランダは「シンタクラースの日」でした。


オランダの子どもたちの
お祭りの日です。


11月に入ると
オランダは(ベルギーも)
シンタクラース一色になります。



(シンタクラースとは
3~4世紀の聖人、聖ニコラウス)


11月の中旬
シンタクラースは
ズワルトピートという
お供を連れて、
プレゼントをいっぱいのせた
蒸気船に乗って
スペインから到着し
(と言うことになっている)、
オランダの子どもたちに
プレゼントを渡して回ります。


12月5日は、
大人がシンタクロースや
ズワルトピートに変装し、
子どもたちを喜ばすっていう
イベントの日・・・らしい。


しかし私は
何年住んでいても、
子どもがいないので
未だにイマイチよくわかんない。




(ズワルトピート)




11月に入ると街中で
このイベントのお菓子、

ジンジャーブレッドのクッキー、
スパイスビスケット、
マジパン、
アルファベット型のチョコレート
が山積みです。



 







これらのお菓子、
美味しいかって聞かれると・・・
答えは”ビミョ~”・・・。。。


私的には、やや苦手気味な
お菓子ですが、
毎年毎年、
変わらず同じお菓子が並びます。



オランダの凄いところは、
シンタクロースの
お菓子だけに限らず、
全般に”新発売”とかが
あまり出ないんです。



頑として「同じもの」が
繰り返し愛され続けている。




そして
このイベントが終わった
今週月曜日から、
オランダは一気に
クリスマスモードに入りました~!


*このイベントが終わらないと
クリスマスモードには入れないのです。









お店などが
一気にクリスマスの
飾りつけをしていました。



ちなみに
「シンタクラース」は
「元祖サンタクロース」だと
言われています。


昔むかし
アメリカに移民したオランダ人が
このお祭りをアメリカで広め、
そして「コカコーラ」が
現在世界中でお馴染みの
あの「サンタクロース」を
作り上げました。

(By オランダ人)



近々、
クリスマスマーケットに
行きたいと思っています。


この時期にしかできないことを
色々と楽しみたいですね~!








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