カンヌの町を楽しく歩き回っていたら
お腹が空いてきました。
そろそろ夕飯の時間でした。
丁度魚の缶詰屋さんで
買い物をしていたので、
お店のお姉さんに尋ねてみました。
「この辺で
美味しい海鮮レストランはありますか?
特に牡蠣が食べたいのですが・・・。」
そう、ヤンも私も
もう一度牡蠣が、
今度こそは”美味しい”牡蠣が!!(笑)
食べたかったのです。
「あら!牡蠣なら
いいところを知っているわ!!」
なんでもお姉さんが
小さい頃から通っている、
地元の人に大人気の
海鮮レストランが
直ぐ近くにあると言います。
早速足を運びました。
レストランは直ぐに見つかりました。
早い時間でしたが、
私たちが座ってお店はもう満席!
人気店だって言っていたけど、
本当ですね~!
白ワインで乾杯です。
素敵なカンヌに乾杯~!
ロブスタースープ。
海老。
そして、牡蠣登場!
おいしい~!
おまけに
お店の人は皆揃って
とても感じがいい!!!
感動もひとしおです。。。
牡蠣に纏わる
こんな話があります。
1960年から70年にかけて、
フランスの牡蠣は疫病によって
全滅しかけるという事態に陥りました。
その際、日本のマガキが
フランスに提供されました。
そのうちの宮城種が
病気をものともせず成長し、
フランスの牡蠣の危機を救いました。
現在フランス市場に流通している
カキの90%は宮城種の子孫なのです。
2011年、三陸の牡蠣は
地震で大きな被害を受けました。
その時フランスは、
国をあげて三陸の牡蠣を
支援してくれました。
1970年代、
日本がフランスの牡蠣を
助けてくれたから
そのお返しです、と。
日仏の心温まるお話です・・。
さてこの日は、
この夏やりたかったこと全てを
やり遂げることができました。
今度こそ、
”美味しい”牡蠣に
ありつく事ができたからです。
(前回のは不味かった!)
ひなちゃん、
目標達成おめでとーー!
いい一日でした。
- フランス人は人生を三分割して味わい尽くす (講談社+α新書)/吉村 葉子
- ¥864
- Amazon.co.jp
- A06 地球の歩き方 フランス 2015~2016 (ガイドブック)/地球の歩き方編集室 編
- ¥1,836
- Amazon.co.jp