(すがすがしい秋空のオランダです!)



週末は
沢山の友人たちが
我が家に
遊びに来てくれました。


その中には
フランス人オリビエがいました。


オリビエに
かいつまんで
私のこの夏の
フランス体験談を話しました。


彼はドイツと国境を接する、
アルザス出身の人です。


なんと、
フランス人の彼にも
南フランス人は横柄だ!」
っていうイメージがあるのだそうです。


一口にフランスと言っても、
やはり地域によって
いろいろ特色があるのですね~。



以下、彼の言葉です。


*************


同じフランスでも・・

アルザス地方は
人々がとてもドイツ人的だ。


ここは戦争の度に、
ドイツ領になったり
フランス領になったりを
繰り返した地域。


人々は柔らかく
人当たりがいい・・はず。


フランス人は観光客に
愛想がない・・・ってよく言われるけど
僕もそういう傾向にあると思う。


観光客→どうせもう会うことない!
→どうでもいいじゃん!
っていう思考回路になっているんだ。


フランス人は
容易に人に気を許さない・・・
という気質を持っているかもしれない。


親しくなるには
少々時間がかかるのだ。


それは
同じフランス人同士でも
時間がかかる。


例えば、
親がある時引越しをした。


新しい土地のパン屋が
とてもおいしくて気に入った。


だから毎日その店に
パンを買いに行くのだが、
店のおばちゃんが
猛烈に無愛想。


パンが美味しいから
しょうがない、
無愛想を我慢して
毎日買いに行っていた。


しかし、
半年も過ぎたころ、
この愛想の悪かったおばちゃんが
突然よくしゃべり出した!


以来行く度に
必ず話しかけてきてくれて、
ちょっとしたおしゃべりに
花を咲かせるようになった。


フランス人って、
だいたい商売っ気がない・・人が多い。


儲からなくても気にしないから、
思い切り”わが道”をゆくのさ。


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以上、オリビエの言葉でした。


面白いのは、
オリビエのおばあちゃんは
フランス語が下手なんだって!


おばあちゃんが学生の頃は、
アルザスはドイツ領だったので
学校の授業はドイツ語でした。


だからおばあちゃんは
ドイツ語ペラペラで、
フランス語が未だに
ヘタクソなのです。


さすがヨーロッパ大陸。。。


国の中で、
こんな事が起こるんですね~。







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