3月も中旬です。



私の周りではこのくらいの時期から、

ある話題が楽しく盛り上がります。



「今年のヴァカンツィは、どこに行くの?」



VAKANTIE / ヴァカンツィ (オランダ語)


= VACATION (英語) 

= 休暇 



そう、

長期休暇をどうやって過ごすのかが、

大きな話題になります。



「ギリシャ、ミコノスの海辺のホテルで、2週間過ごすわ!」


「インドネシアのバリ島に3週間行くね!」


「南フランスのキャンプ場でのんびりするさ!」



オランダでは会社員でも

年間約5週間の休暇がもらえます。


もちろん会社によって多少の違いはありますが、

長期休暇がいただけるのはあたりまえ。


長い休みを楽しむこの風潮は

全ヨーロッパに浸透しています。

(注:東ヨーロッパのことはイマイチわかりませんが・・・。)


オランダ人たちは普段、

質素倹約に過ごします。


そして、

このヴァカンツィに

どーんとお金を使います。



人生、ヴァカンツィのために生きている!!



そう言っても過言ではありません。


これはヨーロッパ人

全体に言えることかもしれません。



ヴァカンツィ中は、

人々はひたすら

ぼーーーーーーーーーーーっ

と、のんびり過ごします。


お休み中に

時間に追われるなんて

ありえません。



ヴァカンツィに人気のある季節、

7月、8月は、

オランダ人が街から消えます。


アムステルダムでも

うろうろしているのは

観光客ばかり。



そう言えば・・・・、

オランダに来て間もない最初の夏に、

私は市役所に用事があって電話をしました。


すると電話に出たお役人さんに、


「今担当者がヴァカンツィ中です。

だからわからない。

3週間後にまた電話を掛けて来てくれ!」



ガッチャーーン!!


と切られてしまいました。


ツーーー

ツーーーー

ツーーー・・・・・


の音を聞きながら、

固まった私。



ヴァカンツィ・・・・・・??????



後でオランダに長い日本人たちに言われました。


「7月、8月にみんながヴァカンツィでいないのはあたりまえ。

そんな時期にお問い合わせをする、あなたが悪い。

今度から5,6月までに問い合わせしておきなさい。」


と。


ところ変われば・・・ですね。




今年はヤンがフランス中をドライブしながら

キャンプしよう!と言っています。



楽しみだな~。






今日はカフェでサンドイッチを頼みましたが・・・、でっかかった~ビックリマーク