昨日はヤンと

寿司を食べに行きました。


私がもう何年も通っている

アムステルダム市内にある

お寿司屋さん。


日本人の大将が握ってくれるので、

とてもおいしいです。


私と出会うまで

寿司など人生に存在していなかったヤン。


今では寿司大好き人間です。


「僕が寿司の中で一番好きなのはこれ!」


と、ある日ヤンが指差したものは

大トロでした。


やっぱりオランダ人の口にも

大トロはとてもおいしいものらしい。



「とろけていく感触が最高だ!」

と言っています。


幸運(!?)にも、

ヤンはまだうにのおいしさに

気が付いていません。


うにが出てきても全く興味なし。


私が遠慮なく全部!いただいています。


ここのお寿司屋さんは

30名も入ればいっぱいになる

小さなお店ですが、

昨日も店内の半分はオランダ人でした。


隣に座っていた

中年オランダ人男性二人は、

刺身を肴に日本酒で

まったりしていました。



寿司もすっかり

世界で市民権を得たものだな~と思います。


私が外国に出だした1970年代は、

まだまだ外国人から寿司・刺身は

敬遠されていました。


ちびっ子だった私は、

よく無理やりガイジンさんの口に

刺身を突っ込んで、

楽しんでいました。


「オエーッ!」ってされるのを

楽しんでいたのですが、

思えば嫌なガキですよね。(笑)




私の記憶では確か

2000年くらいから

タイで日本食ブームが

始まったような気がします。



8年前にオランダに来たときはすでに


寿司=おしゃれ


が定着していました。


オランダ人の友人の結婚式でも、

寿司が登場しました。


日本人の私から見るとお話にならない、

水べちゃご飯で作られた寿司を、

オランダ人は大喜びで食べていました。


日本人が納得できる

本物の寿司はまだまだ

少ないですね。


もう少しヨーロッパの寿司も

レベルアップしてほしいものだなー

と思います。