ボターナというのは、今日では飲み物のあてとして食べられるもの、つまりおつまみのことですが、食欲を出すために食べるいわば前菜のことでもあります。
他の国では、例えばスペインではタパス、コロンビアではパサボカス、ベネズエラではパサパロ、チリではピコテオといいます。
ボターナとは軽い食べ物で、メキシコでは飲み物を中心に出すバルだけでなく、レストランでも、家族の団らんの場でも、午後のひと時を過ごす友達同志の集まりでも出てきます。
そんなメキシコのボターナの中でも、日本で手に入る材料で作れて、みなさんのお友達が美味しくて驚くに違いない一品のレシピをご紹介します。
■材料
・アボカド ２個
・玉ねぎ １/２個
・トマト 中２個
・緑の唐辛子 １本
・レモン汁 ２個分
・生のコリアンダー 数枚
・塩
■作り方
・玉ねぎを細かいみじん切りにしておく
・トマトも小さなサイコロ状に切る
・コリアンダーは洗って、みじん切りする。最終的に小さじ１/２の量にしておく
・モレカハテ（メキシコの石製すり鉢）、なければ普通のボウルに唐辛子と塩を入れ、よく混ざるまですりつぶす。
・アボカドの皮をむき、種を取り分ける（種も捨てずに取っておく）。唐辛子と塩を入れたすり鉢に果肉の部分だけを加える。
・レモン汁をアボカドが酸化しないように加える。
・フォークでアボカドが滑らかなピューレ状になるまで混ぜる
・すべての材料を混ぜ合わせ、お好みによって更に塩やレモン汁、コリアンダーを加えても良い。
・ワカモレの色を保つために、アボカドの種を加える。
・トルティージャチップスを添えて、出来上がり。
★★★
この記事はメキシコのヴェロニカ先生から寄せられました。
メキシコ料理といれば定番のワカモレ、日本でもできるレシピでぜひ挑戦してみてください。
アボカドの変色防止には、その種を入れておけばいいなんで、さすが本場の先生！
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メキシコのグアダラハラ在住のヴェロニカ先生とも、もちろんレッスンＯＫです。
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