娯楽映画で細かいこと気にしてもしゃーない!←でもいくらなんでも・・・
『 13人の刺客 / 70点 』 2010年 日本 141分
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【満足度】
★★★★★★☆☆☆☆(69点)
確かに悪くないし、近年稀に見る大作娯楽時代劇やけど、こんだけ金かけてこのタイプの映画にするのかー
【オススメ度】
★★★★★★★☆☆☆(70点)
娯楽映画としてまぁ及第点やけど、面白さ(インパクト)の為なら何やってもOKスタイルは限界がある。
【内容】
□63年の傑作時代劇を「クローズZERO」「ヤッターマン」の三池崇史監督が豪華キャストでリメイクした時代劇エンタテインメント大作。権力を笠に言語道断の蛮行を繰り返す将軍の弟を暗殺すべく集められた13人の刺客が、300人を超える軍勢を相手に壮絶な戦いに臨む姿を描く。主演は「パコと魔法の絵本」の役所広司、共演に山田孝之、伊勢谷友介、市村正親、稲垣吾郎。
◇江戸時代末期。将軍・家慶の弟で明石藩主・松平斉韶(なりつぐ)の暴君ぶりは目に余った。斉韶は近く、老中への就任も決まっている男。幕府の存亡に危機感を募らせる老中・土井利位は、かねてより良く知る御目付・島田新左衛門に斉韶暗殺の密命を下す。さっそく、甥の新六郎をはじめ十一人の腕に覚えある男たちを集めた新左衛門は、後に加わる山の民・木賀小弥太を含む総勢十三人の暗殺部隊を組織、入念な計画を練り上げていく。しかし、斉韶の腹心・鬼頭半兵衛もまたその動きを抜け目なく察知し、大切な殿を守り抜くべく周到な準備を進めていた…。allcinema
【感想】
えー、映画バカの自分ですら、なかなか観たい映画が無い状態なんで、もしかしたら傑作もしれないという淡い期待を持って『十三人の刺客』を観ました♪
ふむふむ(・~・)・・・あーーーふつーーーに娯楽映画・・・しかも、決して王道ではないB級スタイルの娯楽映画・・・まーこれでも良いんすけど・・・こんだけ大々的に宣伝されてる超大作がこの手の作品っつーのもな~(・~・)
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えっと、決して悪くは無いです♪
かなりの豪華キャストが素晴らしい演技をしてるし、セット含める美術面や、音響、映像なども素晴らしくて、時代劇における日本映画の底力を見せ付けられたっすね(°∀°)b
そういう意味において、場面場面はかなり迫力があるんで、2時間20分の作品っすけど、ほぼ飽きることも無く最後まで楽しめました♪
十分楽しめたんすけど、そういう面が素晴らしいだけにどーしても演出面やストーリー展開の雑さが気になるんすよねー(´・ω・`)
こういうインパクトを重視した撮り方(B級娯楽映画に多くあるスタイル、残酷描写や下ネタなどのインパクトのある映像で、飽きさせない手法)は、娯楽アクション映画では王道ともいえるけれども、そのインパクトによって繊細な描写を殺してしまい勝ちなんで、結局作品全体(いわゆるストーリー面)は印象に残り難い弊害が生まれるんすよね・・・
その辺のことは三池監督も当然わかってるんで、どうせ印象に残らない細かい部分は、"全く描写しない"で隙間を減らすという方法論を取ってるんやろけど、あまりにも人間描写や説明が雑すぎてクライマックスでのドラマとしての盛り上がりに欠ける結果を生んでしまったキライはあるっすね((φ(・д・。)
まぁ、三池監督なんで、そういう細かいことは気にせずに、ツッコミながら笑って観る映画と割り切れば良いんやろけど、一応、この秋一番の大作とされてる作品がツッコミながら観る作品っつーのもねー(・~・)
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えーとりあえず、松方弘樹さんの殺陣だけ動きが違いすぎますш(`∇´*)шスゴスギル!!!
今、68歳っすよ!68歳で誰よりも凄い殺陣をするってどーよ!
他の12人も演技に関してはがんばっとったけど、所作とか殺陣とかはやっぱ本物は違うね~(°∀°)b
あ!あと、牛くんのCGで萎えた分、満足度ー5点してます(´д`lll)
個人的満足度 69点! オススメ度 70点!
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↓これで八人
↓十三人
↓馬のシーンはほぼコレのみ・・・
↓さて、何があったのか?
あまりにも松方弘樹さんが凄すぎて、逆にちょっとワロテもーたことはナイショです^-^