光を失ったミルコの作り出す音が、私たちの心の奥底に明かりを灯す
『 ミルコのひかり 』 2005年 イタリア 82分
監督 : クリスティアーノ・ボルトーネ
脚本 : クリスティアーノ・ボルトーネ、パオロ・サッサネリ、モニカ・ザペッリ
出演 : ルカ・カプリオッティ、シモーネ・グッリー、アンドレア・グッソーニ、ミケレ・イオリオ
【満足度】
★★★★★★★☆☆☆(7.7)
地味ではあるけれども、しみじみと心に染みるエエ映画やねほんの少し不満もあるけど・・・
【オススメ度】
★★★★★★★☆☆☆(7.9)
実際に居てはる人をモデルにした映画だけあって、特別にドラマチックで無いのがよりドラマチックやね
【内容】
1970年代初頭のイタリア、トスカーナ地方。10歳のミルコは映画を愛する少年だったが、銃の暴発で両目の視力を失ってしまう。当時のイタリアでは、盲目の少年は普通の学校教育を受けることが出来なかったため、全寮制の盲学校へ転校させられてしまう。心を閉ざしがちだったミルコはある日、テープレコーダーを見つける。“音”との出会いに新鮮な喜びを感じるミルコ。そして、彼の優れた聴力に気づいた担任の神父が救いの手を差し伸べるのだった…。goo映画
【感想】
hiropooさんが高評価をつけてた『ミルコのひかり』をやっと観ることができました
ディスカスで2ヶ月ほど1位登録し続けてでやっと届いたっす
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映画好きの為の映画といえば、『ニューシネマパラダイス』『カイロの紫のバラ 』が有名やけど、この作品も映画好きならぜーったい好きなタイプの作品やろね~
ミルコが光を失ってからも映画に対する愛情を失わず、みんなを誘って映画館に"音を聞きに行くシーン"は、映画好きでグッっとけーへん人はおらんやろね
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ミルコが友達たちと音による世界を広げていって、大人の心に"音"で明かりを灯していく展開はむっちゃ素晴らしいねー
泣かせようとする派手な演出やなく堅実で丁寧な演出も手伝って、自分の心にもすーっと明かりが照らされていくのが分かるような心地よさがあるっす
ただ、少し不満というか好みとしては、ラストの音の劇の演出は、映画自体も真っ暗に近い状況にして欲しかったかなー・・・
暗闇の中で彼等が作り出したであろう音をじっくりと聞きたかったかも・・・
まぁ、好みやけどね~
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非常に素晴らしい作品なんでもちろんオススメっす
このブログ読んでる方々はみんな映画好きやしね~
※ええんやけど8点台を付けんかったのは、細かい部分の積み重ねかなぁー・・・事故の描写とか・・・校長のキャラとか・・・
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