先週の日曜日、サラ・アンダルーサにてグラナダ三人衆とのライブが無事終了しました。
休日のお昼という貴重な時間に、会場に足をお運びいただいた皆様、本当にありがとうございました。

実は直前に不注意から足に大やけどをしてしまい、二週間近く日常の歩行も危うく、しばらく左足重心の生活をしていたために、右足に重心が乗ると右に斜めってしか立っていられないという困った事態になりまして…。

当日見ていた下さったスタッフのかたには「ななめってなかったですよ」と言って頂き一安心でしたが…。

やはり、大量の練習より日常生活。
生活習慣の一つ一つの積み重ねほど影響が大きく、かつ恐ろしいものはないのだなとあらためて実感した出来事でした。

ステージがどうなるだろうかと、というか、どうにかするしかない訳で、不安よりもそっちの心配ばかりで、右足を一切動かさずに踊れるかな?とか、無駄な研究に時間を費やしたりしつつ…。

そんな中、ともだちに「え?出るつもりなの?!その状態で?!」とぎょっとされたのですが、今思えば「代役」を誰かにお願いするという大人な解決方法もあったな・・・と。
とりあえず今回は無事に済みましたが、次回なにかあればもっと大人な対応をぜひ自分にお願いしたい(笑)

不安で仕方なかったけれど、心配なのは足が動くかどうかだけ。
怖いとは思わなかった。
まえはもっと、舞台は怖いものだったし、フラメンコは恐ろしいものだった。
思い返せばフラメンコのほうがいつも自分に寄り添ってくれていたのに、それに気がつかなかった。

当日はただただ踊れることがありがたく、いつも父親のように見守ってくれるエミリオと、初来日のルディ、久々のイバン、いつも暖かいライブにしてくれる共演の未央さんとわかなちゃん。

サラ・アンダルーサは何度も出ているけれど、じつは久々の出演だった今回。
いつのまにか音響が!良くなっていました。

またここに出演できる日を楽しみに。
新曲の準備がんばろう