雨続きでニンニクが... | 次世代農業のカリスマを目指すアグリーマンのブログ

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農業革命を起こすために日々奮闘中。「タノシンデ」をモットーに農業のおもしろさや栽培方法など、色々なことを紹介していきます。

最近の熊本は4,5日雨が続いております

ここのところずっと晴れが続いてたので

露地野菜にとっては恵の雨なんでしょうが。

世話する方にとっては最悪です...

今は、露地野菜で植えれる作物はホウレン草とか

葉物野菜ぐらいしかなく割と暇な時期です。

なので最近は植えている作物の管理です。

秋に、春に向けてのニンニクやタマネギを

推進して植えさせているのですが

これだけ雨が続くと、

ニンニクには天敵ですニン

最近のニンニクの生育状況は、

逆に雨が少なく、葉の先の方が黄色くなっていて、

どこのニンニクも葉枯れを起こしていました!





 

原因は雨不足での乾燥によるものでした。

なのでここでの雨は恵の雨のはず

しかし!!

雨続きすぎーーー!!!

ここまで雨が続くと、今度は根腐れの問題が発生します!

野菜は女の子よりもデリケートですね...

ニンニクは一見根っこは強いようですが、実は弱いようで

土壌が水分過多になると根腐れをおこし、

一時的に成長が止まってしまいます!!

この状況になると二次生育を行うことにもなりますので、

排水対策が必要になります!

二次成長とは、新しく生まれたりん片からも芽が出始める現象です。

これは肥料過多からもおこりますので

追肥のやりすぎも注意です!!



茎を突き破り横から新しい芽が出ています。

 

ニンニクの球を見てみると

 

りん片が分化し成長しています。

こうなると出荷時に商品価値がかなり下がってしまいます

 

上の写真のように水がたまると早急に排水対策をしなければなりません!

まずは畝間の溝を平らで深く削ります。

この時、溝の途中に水溜りが出来ないように気をつける。



畝間の溝を掘り終えたら、次は圃場全体の水を排水します。

 

圃場全体は畝間よりも深く削ります。

畝間ともつなげて、排水し易くし、圃場外に水が流れるよう

外への排水溝を掘ります。

手のかかる子供たちだ...

でも、成長する子供のためならガンバレルw