【石乃宝殿】(生石神社パンフより掲載)
生石(おうしこ)神社(Wikipedia)より
兵庫県高砂市・宝殿山山腹にある神社である。石の宝殿と呼ばれる巨大な石造物を神体としており、宮城県鹽竈神社の塩竈、鹿児島県霧島神宮の天逆鉾とともに「日本三奇」の一つとされている。
巨岩の下部を撮影、浮いているわけではありません
石の宝殿は、国の史跡で横6.4m、高さ5.7m、奥行7.2mの巨大な石造物。水面に浮かんでいるように見えることから「浮石」とも呼ばれる。誰が何の目的でどのように作ったかはわかっていない。(引用終了)
本殿です
手水舎(ここでも龍です~)
拝殿(奥に御神体の巨岩あり)
主祭神は大穴牟遅命(大国主命)、少毘古那命です。
国内に疫病が流行していた崇神天皇の時代、石乃宝殿に鎮まる
大穴牟遅命、少毘古那命の神が崇神天皇の夢に現れ、「吾らを祀れば天下は泰平になる」と告げたことから、現在地に生石神社が創建された。(パンフより引用)
拝殿横には「靈岩」あり、触っても差支えありません
巨岩を上部より撮影したもの
右手に見えるのが「竜山石採石遺跡」
竜山石採石遺跡(Wikipedia)より
古墳時代から現代に至るまで、市内で産出されている石材・竜山石(たつやまいし)を採石した形跡がみられる、総面積67万平方メートル、162か所におよぶ遺構である。
このうち、竜山(たつやま)と宝殿山(ほうでんやま)にまたがる約11万平方メートル、31か所については、2014年(平成26年)10月6日に、「石の宝殿及び竜山石採石遺跡」として、他の史跡群とともに国の史跡に一括指定された。古代以前の採石遺跡としては、初の国指定史跡である。
竜山石
竜山石は、加工に適した強度と粘りを有する凝灰岩である。採石場の近くを流れる法華山谷川(洗川)からの舟運で西日本各地に運ばれ、時代を問わず建築物や石仏等に利用された。
「古代のロマン感じて」津堂城山古墳で見つかった「石棺レプリカ」完成(5/5 産経ニュース)
オリジナルでも使われた兵庫・高砂産の竜山石を採用した。
古墳時代中後期の長持形石棺・家形石棺、奈良時代の平城宮および恭仁宮の礎石、近代の旧造幣寮貨幣鋳造所、住友ビルディング、名古屋市公会堂の外壁が知られる。
文化財修復用の石材としても利用される。姫路城の石垣、鳥取藩主池田家墓所の玉垣、山本能楽堂などが知られる。(引用終了)
こちらが生石神社にしかない「願い石」というお守りです。500円ぐらいに見えますがもっとします。勿論「竜山石」から作られており、淡青色、淡黄色の二色あります。
社務所の奥さん曰く、「普通のお守りは1年ごとに換えなくてはならないけど、このお守りは一生ものだから、考え様によってはお得ですよ~」とのことでした。(*'▽')
上記のwikiの説明の他に、皇居吹上御苑、国会議事堂、帝国ホテルでも使われています。パワーストーンなのかも?
※生石神社(0794-47-1006)に連絡しますと郵送してくれます。