雛人形にはなぜ桜の花と橘の花が飾られているの?(抜粋)
ひな人形をお飾りになるときに欠かせない存在が「桜」と「橘」の木花。橘とは、白い花と小さな実をつける柑橘系の樹木です。ひな人形に向かって右側に桜を、東側に橘を飾ることが一般的とされ、左近の桜・右近の橘と称されることでも知られています。(中略)
左近の桜・右近の橘という呼び方は、宮中の警固などを行う近衛府である左近衛・右近衛が、この2種類の木花の近くに配陣されていたことが始まりと言われています。
ひな祭りに飾る木花が持つ意味
桜と橘には、古来から「魔除け」「邪気払い」の力があると考えられてきました。橘には「不老長寿」を願う役割もあるとされ、そのどちらも健やかに過ごすための象徴であるとされています。
童謡などにも代表されるとおり、桃の花を用いて代用することもありますが、これもまた、桃に邪気払いの霊力が強く備わっているためと考えられています。(引用終了)
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さて、Mさんが「朝起きた時に甘いお花の香がしたのです~」から、二人でそのお花を探すことになりました。31日~2日までは分からなかったのですが、3日の夜になんとなく判明しました。
(アグネス)
「9日から明日香村に行くのですから、早く気がつきなさい!ってことなんでしょう。明日の香りと書きますから、多分、明日香村と関係あるんじゃないですか?」
(Mさん)「私もそう思います!w」
(アグネス)
「お雛祭りって【桃の節句】とも言いますが、4月には桃・桜は咲いているので(実際には3月3日よりも遅く咲きます)、これらの花を言ってるのかしら?」
(Mさん)
「お雛様といえば≪左近の桜 右近の橘≫ですが・・・」
(アグネス)
「橘?5月から6月に咲くみたいですね。柑橘系の香りのようだから違うかな?でも、Yahoo!知恵袋にはフローラルの甘い香りもすると書いてあります!」
≪明日香村 橘≫で検索してみましたら、【橘寺】という寺院が見つかりました。
(アグネス)
「あっ!橘寺という聖徳太子ゆかりのお寺があります!」
(Mさん)「えっ!ここでも聖徳太子?!」
≪橘寺(春日野奈良観光≫
亀石からさらに東に進むと、彼岸花が咲き誇る田んぼの真中に突如現れるお寺があります。聖徳太子誕生の地に太子自身が創建とされる橘寺(たちばなてら)です。この橘とは日本書紀によると田道間守(たじまもり)が垂仁天皇の勅命を受けて不老長寿の薬を求め、海を渡り十年後にある種を持ち帰りました。
しかし、その時はすでに天皇は亡くなっていたそうです。しかたなく、その種をこの地にまくと芽が出たのが橘(みかんの原種)であったことから、以来この地を橘と呼ぶようになったそうです。そしてここに橘の宮という欽明天皇の別宮が建てられ、太子はここで生まれ子供頃を過ごしていました。(引用終了)
【二面石】またまた奇岩あり!
(参考)橘寺
橘というと≪橘氏≫という氏族がいます。姓の代表的なものの一つとして源氏・平氏・藤原氏とともに「源平藤橘」(四姓)と総称されています。皇室と縁が深い氏族です。ただ、藤原氏の謀略等によりどんどん勢力が衰退していきました。
(参考)橘氏(Wikipedia)
代表的な橘の家紋
Mさん、4月2日から5月8日まで聖倉殿(宝物殿・収蔵庫)春の特別公開が行われています。ラッキーですね~♪
次回は桃です。花博士になったような気分ですわ~(苦笑)
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