バス事故02

スキーバス転落で14人死亡 バス会社を捜索へ(NHK)

15日午前2時ごろ、長野県軽井沢町のバイパスで、スキー客を乗せたバスが道路から転落し、乗っていた41人のうち、乗客12人と乗員2人の合わせて14人が死亡したほか、27人が病院に搬送されて手当てを受けていて、意識がない人もいるということです。(中略)

このバスは14日午後11時に東京を出発して、長野県飯山市の斑尾高原に向かっていましたが、途中、行程表にある上信越自動車道ではなく、ルートを変えて今回事故が起きた碓氷バイパスを通っていました。

道路を管理する高崎河川国道事務所によりますと、碓氷バイパスのおよそ16キロの区間には合わせて45か所のカーブがあり、事故が起きたのは群馬県側から数えて43か所目のカーブだったということです。(引用終了)

バス事故03


バス事故としては過去最大の犠牲者を出してしまいました。ご冥福をお祈りいたしますとともに、お怪我をされた方々の一日も早いご回復をお祈りいたしております。m(__)m

さて、この事故の詳細が報道され始めましたが、謎が深まってまいります。

ツアーバスはどうして既定のルートを走行せずに国道18号を走ったのでしょうか?高速道路の方が運転者としては楽ちんなはずで、何も好き好んでカーブの多い国道を走る必要はないはずです。

オカルト的な発想ですが、碓氷バイパス(国道18号)のおよそ16キロ区間には合わせて45カ所のカーブがあり、その43番目のカーブで事故が発生しています。事故発生日は1月15日です(1+15=16)

他にも12や9の数字がちらつきますが、インタビューに答えていた若い男性客の発言では、事故前に奇妙な車内アナウンスがあったそうですし、入山峠あたりからオカシナ運転だったようですね。運転手さんの健康状態(心筋梗塞とか?)も気になりますが、何か釈然としませんね。


バス事故06


入山峠を調べていましたら【入山峠遺跡】というのを見つけました。似たような祭祀遺跡が岐阜県中津川市と長野県下伊那郡阿智村の間にある【神坂峠遺跡】です。

(参考)神坂峠遺跡


公益財団法人 群馬県埋蔵文化財調査事業団HPより

入山峠


国道18号線碓氷バイパス、長野県と群馬県の県境が入山峠です。この峠の頂上で、古墳時代はじめの頃の土器、中頃から後期にかけての水晶やガラス製の玉、滑石を使って鏡や剣をかたどった道具などおまつりに使う品々がたくさん見つかっています。

中世から近世にかけての、石を積んだ塚もつくられていて古銭が見つかりました。古墳時代のはじめ頃から、江戸時代にかけての長い間、この峠でおまつりが行われていました。(引用終了)

碓氷峠


私は昔、推理小説を読んでいたことがあり、ずぅーと気になっている地名がふたつあります。ひとつは松本清張作『点と線』の舞台になった福岡県の【香椎駅】【香椎海岸】、そしてもうひとつが【碓氷峠】です。

よって、私がこの事故の一報を聞いた時に即座に頭に浮かんだのが【碓氷峠】でした。確か、森村誠一の『人間の証明』で有名になった峠です。1970年代後半に森村誠一ブームが起きまして、小説、映画、主題歌がヒットしました。

『人間の証明』では西條八十の『帽子』という題名の詩が 重要な意味を持って使われました。

母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね

ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで

渓谷へ落としたあの麦藁帽子ですよ・・・・