亀太郎
           亀太郎さんの祠
紫苑04
          14万4000人を説明する魚谷さん

5日朝、魚谷さんが軽自動車に乗って現れました。全員で自己紹介をし、本社の一室で紫苑の山に登る前の簡単な説明をお聞きしました。

最初の写真は紫苑の山の麓にある【亀太郎さんの祠】です。亀太郎さんとは魚谷家のご先祖さまで、この祠は亀太郎さんが生前、熱心にお祈りを捧げていた場所です。

【淡路ユダヤの「シオンの山」が七度目《地球大立て替え》のメイン舞台になる!】より一部引用しながら

紫苑-01


亀太郎さんが紫苑の山の麓に祠を祀ったのには理由があり、亀太郎さんがある日、鍬(くわ)を持ってこの辺を歩いていましたら、背中が苔むしたような白い大蛇が現れました。あまりの大きさにびっくりして鍬を振り上げてしまいました。

神様の顕現である大蛇に歯向かったからなのか、その後、亀太郎さんは眼が見えなくなってしまいました。深く反省した亀太郎さんは、お詫びとして祠をつくり長い間お祈りしたということです。

亀太郎さんの祠には≪三十二≫という文字が刻まれています。後に、複数の能力者の方々や神様の導きによって、この場所がとてもエネルギーの高い、重要な祈りの場であることがわかったのですが、その時点ではその祠に刻まれていた≪三十二≫という数字の意味はわからなかったそうです。

その謎を解く鍵は、橘香道さんの著書の中にありました。香道さんは、玉置山とご縁が深く、浜本未造という名前で、『万世一系の原理と般若心経の謎』や『人類は生き残れるか 日本に秘められた真言を解く』などの著述を残しています。

その著書の中に次のような言葉が出てきて、魚谷さんはハッとしました。

「人間には32種類の御魂がある。その人たちがそれぞれ4500人ずつ集まって(32×4500=14万4000人)、この14万4000人の清い御魂を用いフトマニの渦で地球の狂った気を正しく戻す」という記述です。

要するに、地球を救うには14万4000人の清い御魂が必要だということで、亀太郎さんはこれを後世に伝えたかったに違いないと思ったのです。なぜそう断言できるかというと、『淡路の神秘』を読み直してみると、次のような記述があり、これはまさに亀太郎さんが教えてくれたとしか思えなかったのです。

さて、これから先はどう行むだらよいでせうか。「その心配には及ばない。神業に当たるべき人材は用意してある。」と。聖師は、この預言を遺して昇天されたのであります。考えるまでもなく、天のエルサレム(平和神)の、雛型を地上に移す大神業が、一人や二人の少人数で出来るものではない。

ヨハネ黙示録を見ても

視よ羔羊(こひつじ)シオンの山に立ちたまふ。十四万四千の人、これと偕に居り、その額には  羔羊の名及び羔羊の父の名記しあり

とありますから、そのうちにこれ等因縁の用材が集まって、全世界国家建設といふ大神劇を始めて呉れるであろうと、高を括って納まっていることの出来ないのは、差し迫った今日の問題、発掘した古代イスラエル文化遺跡の歴史科学的の実證であります。

これは、王仁三郎さんが、みろくの世を築くためのご神業は、14万4000人のみ魂の働きによって成し遂げられるということを予言していたのです。

「7度目の立替の時期が来る」とのご神示を受けた伴光先生も、王仁三郎さんと同じく、世の立替え・立直しのためには、ある一定の数の目覚めた人たちが必要で、覚醒した人たちが共につながりあうことを期待し、かつそれを予測していたようです。

「心して7度目の本番に備えてほしい」と切に願っていました。

私は縁あって、伴光先生が遺された【禊祓(みそぎはらい)の祝詞】を継承させていただいていることもあり、紫苑の山を訪ねてこられる方々に、いつもこのお話をさせていただいています。

紫苑の山の登り口にあった祠(亀太郎さんの祠ではありません)

紫苑02