中国利下げ


ドル小幅高、FOMC声明控え様子見=NY市場

米労働市場や経済活動に加えて、中国が利下げしたことや欧州中央銀行(ECB)が追加緩和を示唆したことがトレーダーの取引意欲を圧迫しているとみるビロリア氏は、「より重要なことは、FOMC声明で景気認識に変化があるかどうかを見極めることだ」と指摘。CMEフェッドウォッチによると、米金利先物市場が織り込んでいる28日と12月の利上げの確率はそれぞれ5%、30%となっている。(引用終了)

インフレ率上昇遅ければ預金金利調整の可能性=ECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は27日、まだ議論の段階にあるとしながら、ユーロ圏のインフレ率が目標に戻るのが想定より遅れれば、ECBは中銀預金金利をさらに引き下げる必要が生じる可能性があると述べた。

金融緩和で上がる株価、次は日銀を注視

次の市場の関心事は27~28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と30日の日銀金融政策決定会合だ。ただ、円相場が1ドル=120円台に乗せていることから、「日銀は追加緩和を見送る」との見方も増えている。(略)米FOMCが28日に利上げを見送る公算が大きいし、30日に日銀が追加金融緩和に踏み切る可能性もあるためだ。「ECBが動くのならば、日銀も動きやすくなる」(欧州系証券)との見方もある。(引用終了)

ドル-01


中国が更なる利下げを行いました。ECB(欧州中央銀行)も追加緩和を示唆しました。後は米国の利上げの行方と日銀の追加緩和の可能性についてです。

FRBも市場の混乱が怖くて右往左往しているように思います。日銀については日本郵政株の上場が11月4日にあるので今月に追加緩和に踏み切る可能性は薄いのではないかと思います。いずれにしても、28日のFOMC、30日の日銀決定会合の結果に注目です。日銀はいつかどこかでマイナス金利を導入するんじゃないかと思っているんですが・・。

また、11月3日に米国債がデフォルトするのではないかという懸念がありましたが、回避されたようです。白人さんから金融市場崩壊の引き金を自ら引くことはないと思います(想定外のことが起きれば別ですが・・)。

ただ、回避されたのはいいとして、ドンドン借金が積みあがります。裏で【世界のATM】に無心しているんじゃないかしら?そんなタイミングでの南シナ海への米艦航行は、全然関係ないとは思えないんですがね・・・(謎)

米、デフォルトと政府閉鎖は回避の方向(TBS)

アメリカのオバマ政権と与野党の幹部が、2017年3月までの債務上限の引き上げと2年間の予算案に大筋で合意したと複数のメディアが報じました。懸念された債務不履行=デフォルトと政府閉鎖は回避される方向です。

オバマ政権は、野党・共和党に反対論がある債務上限の引き上げについて、連邦議会が11月3日までに認めなければ国債の債務不履行=デフォルトが発生し、金融市場が大混乱に陥ると訴えてきました。また先月、暫定予算のかたちでスタートした2016年度の予算も増額しなければ12月に政府が閉鎖に追い込まれる可能性があると警告してきました。(引用終了)