放射性物質取り扱う研究施設で火事、1人心肺停止 岐阜・土岐市


核融合科学研究所で火災、作業員1人死亡 岐阜・土岐

4日午後3時12分ごろ、岐阜県土岐市下石(おろし)町の自然科学研究機構の核融合科学研究所で火災が発生した。岐阜県警によると、火は約1時間10分後に消し止められたが、施設内にいた作業員1人の死亡が確認された。(続きは元記事で)

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2日から福島第一原発3号機の巨大がれきの撤去が始まりましたが、同時に核関連施設での事故が相次いでいます。川内原発の再稼働が10日にも始まりますので、気づきの事故かもしれません。

岐阜県・土岐市にある【核融合科学研究所】について調べてみましたが、三重水素であるトリチウムを燃料にした核融合技術です。しかし、その核融合で再びトリチウムが発生しますので、トリチウム核反応➡トリチウム+エネルギー➡トリチウム核反応・・・という繰り返しが起きます。

また最も恐ろしいのが≪中性子≫を発生させることです。亡くなった作業員は本当に火災が原因なのでしょうか?この国は≪隠蔽国家ナンバーワン≫です。特に軍事と核関連では全く信用できません。以下に「核融合科学研究所HP」と「小出裕章氏:たね蒔ジャーナル」をご紹介します。


「海水より無限のエネルギーを取り出す核融合」(核融合科学研究所HP)

重水素実験では、使用した重水素ガスの最大でも1万分の1の割合で核融合反応が起こり、放射性物質(トリチウム)と放射線(中性子)が発生します。1回3秒の実験で発生するトリチウムは、最大でも400万分の1グラム(1億ベクレル)で、放射性物質として扱う必要のない微量ですが、重水素と一緒に水の形で回収し、日本アイソトープ協会に処理を依頼します。中性子は、建物の2m厚のコンクリート壁で遮へいして1千万分の1に減衰させるため、外部へ漏えいすることはありません。 なお、トリチウムと中性子が発生するのはプラズマがついている時だけで、プラズマが消えると即座に発生は止まります。(引用終了)




≪重要部分、書き起こし≫

原子力をやる限りは(トリチウム)が必ず増えてしまいますし、もう1つの問題は、現在やっている原子力は核分裂生成物という放射性物質をつくり出してしまうので、汚いということは原子力を進めてる人たちも認めてきたわけで、そのために、核融合が出来ればクリーンだと言ってきました。

ところがその核融合は、実はトリチウムを燃料にします。自然界にあったもの何百倍というようなトリチウムを毎年毎年燃料に使うというような技術が核融合という技術です。

皆さんは、夢のエネルギー源だと思われているかもしれませが、そんなことをやったらもう地球が放射能まみれになってしまうと、私は危惧してきまきました。

点火する前にはトリチウムを集めなくてはなりませんし、一度核融合を点火したあとは自分でトリチウムをどんどん生み出しながらそれを燃料にするというシステムにしなければならない。

水素というのは閉じ込めるということは大変難しいので、多分大量に漏れてくることになり、核融合ということをやればトリチウムが最大の、放射能被曝源になるだろうと私は思います。

その放射性物質の毒性という点でいうとあまり高くはないです。ただし、他の放射性物質は閉じ込める技術はもう様々にあるのですが、トリチウムは水素ですので、水になってしまう。そうすると水の中からいくら放射性物質を取り除いて、綺麗にしたつもりでも、水そのものが要するにトリチウムで汚れているわけですから、閉じ込めようがないです。ですから、六ヶ所再処理工場のトリチウムに関する限りは、全量を放出するということになっています。

大変、人間としては、向きあうことが難しい放射性物質です。


http://hibi-zakkan.net/archives/22959191.htmlより引用