愛読書 151冊~200冊 | あげ手

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道徳・礼節・おもてなし・思考を探求しています。


151,コンセプトライフ 柴田陽子 サンクチュアリパブリック
著者の学生時代から独立までの自伝である。使う人のことをありありと妄想すしながら、現実の形にする様は素晴らしく生き生きしている本文の中で見事に表現されている。

152,仕事と勉強を両立させる時間術 能町光香 クロスメディアパブリッシン
無理してやるのではなく、時間の節目ごとにトリガーのルールを入れていく。スケジュールなどを細かく書くよりも何をやるかの項目でまとめていく。

153,デキる上司は定時に帰る 小松俊明 あさ出版
メンタリングはコーチングなどで、部下を支援する。そのために、明確に指示を与えることである。教えもせずに部下を厳しくし、成果だけを求めることは最悪であり、そのようなことがないようにすることが上司の勤めである。

154,考えない練習 小池龍之介 小学館
人は常にいろいろ考える。人の五感に注目し、聞く・見る・書く・食べる・捨てるを具体的にシンプルにイライラをなくし、ストレスを無くす。ストレスとは為さないといけないこと為せば必然にストレスはないとのこと。

155,論語の活学ー人間学講和 安岡正篤 プレジデント社
安岡氏の論語の解説である。紀元前6世紀に孔子・ソクラテス・釈迦の三大聖人が生まれた。日本は神武天皇である。この時代は哲学の根源があるようである。

156,ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階 ジェームズ・C・コリンズ 日経BP
ルイス・ガースナーのIBMの回復が現状の厳しく見定めて、本当の自社の強みを把握し、最も強みであることを伸ばす、そのために、パーソナルPCの撤退さえもしたのであり、ビジョンよりも現実を直視し、ビジョンを定めた。

157,親鸞と道元 五木寛之・立松和平 祥伝社
鎌倉時代1200年代に共に生きた二人である。両著者の作品と思いからの対談の本である。中国の宋からの新たな文化の注入の時代にこの二人見事に日本らしくそれを宗教にアレンジした。

158,モリー先生との火曜日 ミッチ・アルボム NHK出版
いらない文化が毒され、最も大切なことを忘れてしまいがちである。その強さを気付き、育み、伝えることを気付かさせてくれた本である。

159 その死に方は、迷惑です 本田桂子 集英社新書
遺言書があるとないとでは、死んだ後の処理が簡潔にできることがわかった。保険に入ってその後のことを考えるより、遺言書の一筆がはるかに勝ると感じる次第である。

160,森信三先生随聞記 寺田一清 致知出版
着眼大局・着手小局こそ俯瞰であり、何回読んでも気付くことである。

161,日本人の誇り 藤原正彦 文芸春秋
南京大虐殺の捏造やソビエトが日本に侵攻を食い止めるために焦って空襲と原爆を急いで300万人の戦死者を日本を出したのである。日本人は過去を垣間見ることを後ろめたさを感じるのもこの政策の後付去りと思える。

162,中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか 加藤 ディスカヴァー・トゥエンティワン
中国人が家の中では、規律ある人、外ではわがまま。これは日本の逆である。日本人は自宅でのストレスフリーが課題である。

163,「原因」と「結果」の法則 ジェームズアレン サンマーク出版
思えば叶うの根源的な本、人は環境や人の影響よりも、その人自身が常に何を思っているかで、その人の結果がでる。そのために目的と前向きな思いが大切である。

164,[新訳]老子 岬龍一郎 PHP文庫
「道」と「徳」はやはり分かれている。「道」は天地自然の法則であり、全宇宙の法則である。天地に感謝し、尊重し、気づけばそれを得ることができ、その道を歩むには「徳」がある。「徳」とは慈愛・謙虚・倹約である。

165,上場請負人と呼ばれるプロ経営者が書いた社長の勉強方 池本克之 アスコム
時間管理術・目標期限を設定する。第3者とゴールを共有し、それを逆算し、創意工夫し、進捗管理をし、続けることによって潜在意識が発揮される。

166,大事なことはすべて記録しなさい 鹿田尚樹 ダイヤモンド社
常に書き留めることである。システム手帳より、すぐに書き留めることができるミニノートがよい。

167,思考体力を鍛える 西成活裕 あさ出版
1,自己駆動力 2,多段思考力 3,疑い力 4,大局力 5,場合分け力 6,ジャンプ力

168,仕事に効く「断捨離」やましたひでこ 角川マーケティング
ポンさんの初のビジネス書であります。前半はスタンダードな断捨離でありますが、俯瞰力を見事に併せてあります。

169,仕事に効く「断捨離」 やましたひでこ 角川マーケティング
2度読み。ビジネスの断捨離は、単に捨てることより、絞り込み活かすことが重要なポイント。

170,江戸の寺子屋と子供たち・古川柳にみる庶民の教育事情 渡辺信一郎 三樹書房
江戸時代は男尊女卑と思っていたが、その逆である。江戸時代の子供の生存を脅かしていたのは天然痘とハシカである。また、股を潜る迷信にはおもしろさを感じた。自然災害と寺小屋の数は比例していた。

171,ビジネスで大切な47のマインド、一読よろしく! 小清水良次 能登印刷出版部
㈱システムサポートの社長さんの本である。資金繰りの苦しい体験は身が閉まる思いで読んだ。信用が親会社を飛び越えて受注した話は社員さんの精根込めた姿勢は社長さんの念いが伝わっているのを感じた。

172,森信三先生に学ぶ人間力 北尾吉孝 致知出版 ソフトバンクの常務であり、時代の風雲児であります。著作は論語などの作品も他に書いており、人の原理原則を追求しているのを感じられた。

173,「盛和塾」106 
6月号"盛和塾
塾長が論語や過去の偉人達に学ぶ姿勢は頭が下がる思いとともに、やはり歴史の流れにも語り継がれる教えはどの時代にも通用するものと感じた。

174,本番力~本番に強い人が必ずやっている26の習慣 和田裕美 ポプラ社
英会話教材ブルタニカで世界2位の成績を残した彼女。人見知りがつよく、よく落ち込んでいた彼女が、自分なり葛藤し、それでも前向きに、回りあたたかい雰囲気をどうつくったらいいのか歩みだすこところは感銘した。

175,バカになれる人はバカじゃない 小宮一慶 サンマーク出版
バカと言われるほど真剣に継続することの大切さを教えてくれる本である。そのバカも森信三が提唱することばかりある。何も特別なことはないが当たり前のことをバカと言われるほど特別にやることが大切と感じた。

176,安売りしない会社はどこで努力しているか? 村尾隆介 大和書房
安易に安売りをしないことであり、その弊害は莫大である。自社の価値、自分の価値は何なのかをしっかり把握することが大切であり、このこだわりが中小企業が残る道だと感じる次第である。

177,リーダーになる人に知っておいてほしいこと 松下幸之助
PHP出版 素直さが何よりも勝ることであり、悩み苦しむのが社長の仕事であり、それが耐えれなければ社長をやめればいい、それはどんな長でも言えることである。

178,この一冊でわかる中国古典 岡本光生 日本実業出版社
広範囲に書かれている。特に墨家が他の思想家との中で対立関係にあったのは興味深い、古事記に記載されている内容が中国の思想的バックボーンがあり、当時の日本に思想影響を与えている。

179,日本人の宗教とは何か―その歴史と未来への展望 山折 哲雄 太陽出版
各時代の宗教が書かれている。多種多様の宗教、神教、仏教、道教とが混じりあって日本の宗教同士が切磋琢磨しているのを感じとれた。

180,憂鬱でなければ、仕事じゃない。見城徹、藤田晋 講談社
幻冬舎とサイバーエージェントの社長の前後本であります。出版がなぜ、講談社なのか疑問ではあるが、男くささを感じるとともに、どことなく礼儀を重んじること、絶え間ない努力の大切さを教えている。

181,人たらしの流儀 佐藤優 PHP研究所
外務省の元職員であり、情報の活用を学ばさせて頂いた。インフォメーションとインテリジェン。そして、その活用。ランチでの商談や相手の親密さなるテクニックなど。

182,日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか 竹田恒泰 PHP研究所
日本人として誇りをより戻せれる本である。日本の過去は、世界に素晴らしい影響を与えた。中国や韓国には非難されるかもしれませんが、トルコ、台湾、韓国の道徳では修身が基本になっているのには驚いた。

183,
小笠原流礼法入門 見てまなぶ日本人のふるまい 小笠原 敬承斎 淡交社
日本の作法の本流であります。正座の時に座り方・立ち方の振舞いには美しさを感じた。跪座(きざ)でワンクッションおくことによって優雅さがでる。作法にはそれぞれ意味があり、神祗からきているのである。

184,ホツマ物語―神とオロチ 鳥居礼 新泉社
ホツマツタエをわかりやすくした本である。古事記にも書いてあるイザナギの物語は、ここに書いてあるが内容がホツマツタエの方が現実的である。やはり、古事記よりも日本最古の神話と歴史書と思うが原書が見つかっていないのは残念だ。

185,神との対話 ニール・ドナルドウォルシュ サンマーク出版
神と自問自答の気付きの境を入れることがそもそも間違いである。神は人をつくり、人は神の子であるならば、自ら気付き、進むことならばすべては祝福されているというえよう。すべてを尊重し、感謝することである。

186,日本文化の風土 安田喜憲 朝倉書店
宗教をまったく切り離し、風土、気象、自然環境の視点で、古代史を垣間みている。日本の風土が和の精神、謙虚さ、素直さを日本人に与えた感じる次第である。

187,地球のしくみ 平賀章三 新星出版
中学生の地理学の参考書みたい本である。コールドプルーン、ホットプルーンの現象には驚いた。地球の歴史を一気に俯瞰した本である。人類は何度も絶滅をしたが、奇跡のような復活も何度もしたのである。

188,日本列島は沈没するか? 西村一 早川書房
メガリス(コールドプルーン)の崩落の話は「地球のしくみ」と合点がいく。沈没はしないが、地震、火山活動が世界で最もさかんな国であるとともに、その影響は中国の四川省やモンゴル高原に影響がでるということがわかった。

189,大人の教科書 古代史の時間 大人の教科書編纂委員会 青春出版社
青森の三内丸山遺跡は5,500~4,500年前に続いた遺跡は北海道から長野まで産物があxtるた。米はまだなく、クリが主食であり、木の実、海の魚でブリもあった。538年百済の聖明王から欽明天皇の時代に来た。

190,図解 最新日本古代史 恵美嘉樹 学習研究社
米の伝来BC10世紀に中国は周の時代、BC900北九州、BC700瀬戸内、BC500近畿、BC500東海,BC400青森・仙台,BC200神奈川。神道には戒律がなく、天皇と臣下の祖先神の正当性を示す「秩序]だけである。

191,海岸線の歴史 松本健一 ミシマ社
日本の歴史と海岸線を書いた本である。書いてあるのが奈良時代以降で、古代はトロイ遺跡のことが書いてある。地理的検証と古代の歴史考証がほしい。

192,上原猛の授業 道徳 梅原猛 朝日新聞社
教育勅語を復活ではなく、独自の視点である。自利利他の視点の道徳は新たな気づきでありました。道徳の根源を仏教、キリスト教、社会、家族、会社、国家とし、1,人を殺してはいけない2,嘘をついてはいけない3,盗みをしてはいけない

193,世界が目をみはる日本の底力 ロムインターナショナル 河出書房新社
日本の人間力、精神、最新技術などをわかりやすく総まとめしてある。

194,運命を創るー「修身教授録」抄・10講 森信三 致知出版
修身教授録の厳選版であります。先生の孫さんのプロローグに先生の人生を簡潔に書いてあります。読書をこの頃、サボっているから自戒致します。

195,現代語訳 武士道 新渡戸稲造、翻訳 山本博文 ちくま書房
武士道を海外に広く紹介した本であります。武士を紹介しつつも西洋の格言の合わせつつ素晴らしい本である。武士道を知るのにも海外の視点でつくられているので現代でも色褪せない本であります。

196,100個チャレンジ 生きるために必要なモノは、そんなに多くない! ディーブ・ブルーノ 飛鳥新社
100個のモノだけで私生活をする。ポンさんも推薦者になっています。1年間だけだけの限定とはいえ素晴らしいですね。1ヶ月100冊本を読むという目標を立てた4月を思い出します。何かに目標をやり通した自分に気づいた本でした。

197,奇跡の日本史―「花づな列島」の恵みを言祝ぐ 増田 悦佐 PHP研究所
ヨーロッパとの対比の日本の素晴らしさそれは「西洋にないもの」神の御心で人を殺してもいいという思想は日本にはいし、領主の信仰が領民の信仰というものもない。すべては日本の豊潤な山の幸と海の幸、そして日本風土のおかげである。

198,世界史のなかの縄文文化 安田喜憲
雄山閣 ヨーロッパの対比があり、日本がこれから進言がある。縄文時代に日本が自然と特に森と共存していたことを。世界でもっとも緑を持っている国であり、最も自然と共存し、再生をしていた国である、それは縄文時代からである。

199,貝が語る縄文海進―南関東、+2℃の世界 松島義章 有隣堂
鬼界アカホヤ火山灰6,500年前が相模湾にほあったこと。貝塚にのこった貝はほとんど3cm以上であった。このことは、乱獲してとっていないことを意味する。9,000年前か海進が始まる。4,900~6,500年前は地震ばかりではなかったのではないかな。

200,日本よ、森の環境国家たれ 安田喜憲 中央公論新社
森が日本人を育ててくれた。1千億の建築よりも漁村組合と林業組合が手を結んでの植林の話の方が好感を持てれるのは日本人だからだろうか。この中で梅原猛と稲盛和夫がでてくるのは驚きだった。


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