日本人、特に私が一番不思議に思うこと | 言語分析未来予測

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生まれ育った愛すべき祖国がありながら、日本に来て「外国人扱いされる」と不満に思う人達。
日本に不満がありながら、「日本に帰化しようか、永住権を取ろうか」と言っている人達。なんだか精神的に良くないように思えてならない。
日本に不満があっても、生まれ育った祖国を愛しているんだったら、それでいいじゃないかと思うんだが、外国の人達の思考はそうではないようだ。

あなたにとって日本こそ外国なんですよ。
あなたが日本に来たってことは、それこそ外国にやって来たということ。
主体としてのあなたから見て、日本人こそ外国人なんだ。外国人という意味がわからないのなら「よその国の人」でもいい。

外国人=他の国家の人民。

ロシア人から見て日本人は「よその国の人」、日本人から見てロシア人は「よその国の人」。同じことで差別でも何でもない。

日本人が海外に行ったら、みんな「外国に来たよ」と思うだろう。当たり前の話。
日本人が海外に行って「外国人」と言われても当たり前のことなのに、それを不満に思う日本人がいるか? まっ alien と言われれば映画の影響でちょっとはドキッとするかもしれないが、これも外国人という意味だから納得できる話だ。

たとえば「アメリカ人は背が高いな」と思ったとして、それは日本人と比較しているということで、本人からしてみればアメリカ人はすべて外人であり、よその国の人だ。日系人でも同じだ。
アメリカ人にしても、「あれ、よその国の人か?」「外国人か?」と思うだろう。なんの問題があるのか?
よその国に何十年住んでいようが、外国人と言われることに抵抗がある日本人がいるのだろうか?
「外国人と言われるのは嫌だ。ロシア人と言ってくれ」と言っているようには聞こえないんだけど。こっちのほうがわかりやすい。

祖国と自身の人種を愛して大切にすることが精神的にも健全なことなのに、帰化してもいい? 日本人になりたい?

なんで?
便利だから?
それでいいの?
あなたのアイデンティティーは?
ロシア語を忘れちゃってもいいの? ロシア文学の遺産はどうでもいいの?
なんか大事なものを見失っているとしか思えないんですけど。