溢れる想い | Afro-Qってどういう意味か議論するブログ。

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法政大学・中央大学トライアスロンチームAfro-Q


お久しぶりです!

中央大学3年の藤原裕未です。



関カレのレースレポとか書いていきまーす。レース前後で経験したことも忘れないように書き記していくので長くなりますがよければ読んでいってください😌




【2021.7.11東日本学生トライアスロン選手権那須塩原大会】



今シーズン初めての大会。

5,6月に伊豆大島、木更津、スプリングと3つにエントリーしたけど全部見事にコロナの影響で無くなってしまったため、11月のインカレ以来今年初めての大会になった。



インカレ終わった後はスイマーになれるように頑張ろうと意気込んでいたものの、


実際には全然練習してなくて、先輩方も引退したり、就活で練習には人が全然来なくなり、ぶっちゃけめっちゃ悲しかったし、寂しかったです。アフロのみんなに会うために練習にきてたのにみんないないと来る意味、、とか考えたり、


だって全体練4人とかしかいないんだもん、、




なのでモチベーションは徐々に減り、週に一回の全体練でしか練習してませんでした。



11月〜4月くらいまでこんな調子でちょこちょこボンバーズの練習にお邪魔しながら練習をして、ジムで泳いだりしてました。


そして6月から本格的にスイム練を始めました。



1ヶ月半、調布のスイム練に週4回毎回染野とたまにもっちゃんと一緒に朝早起きして行って泳いで


100m 1’55くらいでへぼへぼだったのが1’30くらいで泳げるようにまではなりました。



自分の課題はなんといってもスイムだったので、今シーズンはスイムメインで練習をしていて、バイクは全体練でこいでたくらいでランは足が痛かったのであまりできてませんでした。



全体練では明らかに去年よりバイクは踏めてない。あんなに調子良かったランもめっちゃ苦しい。全然体がついていかない。



そんなこんなで不十分のまま大会が迫ってきて、ちょっとローラーやってみたり、大和のラン練行ってなんとか間に合わせた感じでした。


理想のレース展開としては

全体の半分くらいでスイムアップ、欲を言えば半分よりちょっと前。そのままなるべく抜かれないようにバイクで耐えて、ランで追い上げる。

おそらくというか100%バイクでもっちゃんに差をつけられるからスイムで差をつけるのがマストだった。





レース当日


入水チェック✔︎

水が冷たすぎて上がって速攻もっちゃんとかなこちゃんとホットジェルを塗りに行った。



そしていよいよスタート!


Swim 13’19(33)

いやおっそ!!

スイム練しかしてなかった割に全然早くなってなくて終わってからタイム見たらなんだか笑えてきた。


最初の位置どりはバトルに巻き込まれないために外側ちょっと前に。

これが後々後悔することに。



実際に水に入った時はそんな外側にいると思ってなかったけど遠くから見たら結構離れてた。




もっちゃん=ピンクの帽子

と捉えて泳ぎ始めた。

もっちゃんか誰かの後ろについていって体力を極力温存しようと試みた。けど前の人は消えていって明らかに先頭集団が離れていくのがわかった。




スイムは元から得意じゃないからここは自分のペースでいこうと思って近くの人と合流しようとしたけど外側にいすぎて周りの人が見当たらない。



早く内側にいって最短距離で泳がなきゃと頭では思ってたけど内側の斜め後ろに誰かいて無駄な体力を使うのを恐れて結局内側に行けなかった。



そのまま大きく蛇行して遠回りしながら第一ブイにようやくついて、そこから立て直した。この辺からようやく腕が回るようになっていつもの泳ぎを取り戻せた気がした。



第二ブイからは前の人の水流に乗っかって泳いでピンクの帽子のもっちゃんらしき人を捉えた



「これがもっちゃんだとしたら非常にまずいぞ、、」と思いながら

せめて追いつかなきゃと最後スパートをかけた



人違いであってほしいと思ったけどスイムアップして見たらやっぱもっちゃんだった。。




圧倒的バイクが速いもっちゃんと同じタイミングでスイムアップしたら大きな差をつけられてランどんなに頑張っても無理でしょ


と思って落胆


正直ショックでした。

4回くらい通ってたスイム練が無駄になった、、、と思った。あーあ



でもそんな気分落としてる場合じゃない!

トランジに向かう。


トライアスロンの中で結構好きなパート。ウエットうまく脱げてもっちゃんが横にまだいたからここで抜けてラッキー。

飛び乗りも成功!



Bike 39’57(16)

もっちゃんが抜かしてくるのは間違いない。それまでなるべく時間稼ぎがしたかったからとりあえず呼吸整えつつもちょっと踏んだ。


内心、トランジでの数秒差なんて、、、と思ってた。



後ろから3人くらい抜かされてその度にきたかきたかとドキドキしていた。


意外とこなくてソワソワ。今思えばもっちゃんが来るのを少し楽しみにもしていたのかも。なぜなら私はもっちゃんが横からスッと上がってきてニヤついて抜いていくのがかっこよくて好きだから笑



けど一周目の半分くらい?そんなにも行ってないかな?くらいのところで抜かれて

うわ〜ついにきたかー

となった。



1周目の坂の途中でノースのまあるちゃんが見えてバイクが速いってわかってたからこの子のペースに合わせて置いていかれなければ多分大丈夫と思って頑張った。


2回目の折り返し地点でもっちゃんとぎりすれ違ってちょっと安心。まだ捉えられる範囲かな


けど3周目では見当たらない。やっぱ速いー、、、、


20kmだから結構あっという間にバイクを終えた。あまりガシガシ踏まず、坂でみんなペース落ちるからそこで落とさないように気持ち踏むのを意識。あと立ち上がりも。


バイク終わってまあるちゃんと同じタイミングでランへ。もっちゃんはもちろんいない。




Run 23'36(7)

去年は調子よかったけど今年は全然ダメ。バイク後のランの方がむしろ走れてたはずが今は苦しくて仕方ない。足重いし腕全くふれないって調子でした。



トランジで靴下も靴もスムーズにはけてばっちり👌


前に何人かいるのが見える。


ランコースは池一周+外周+池一周


よっし!いくぞ!と勢いよく出たもののあそこの草めっちゃ疲れる。。一歩一歩が重い。


走り出してまだ数百メートルなのにやばいきつい。


この池もう一周するの?

え、リタイヤ?と頭をよぎる。

リタイヤする?しない?する?しない?いやできないけどしたい。染野の分も走ってるからできるわけないだろーとかいろいろ考えてたらもう池終盤でやっと硬い地面を走れる。

応援とすれ違い、そこで引地が


「ゆみ、5人くらい前にもっちゃんいるぞ捉えられるよー!


みたいなことをいってた気がする。

あんま覚えてないけどそれを聞いた私は、


え、まじか!

いやいや、またまた〜

そんなわけー、てかそんなこと言われても

さすがにこっから追いつくのは無理だよお、、😩😩

という心情だった。



でもその一言のおかげか、外周半分過ぎたくらいで幻覚で10メートルくらい前にいる人がもっちゃんに見えて近づいたら全然違う人だったけどその人を抜いたら本当に前にもっちゃんがいた。


おおおお!!!

ってなった。


正直もっちゃんに勝つことは無理だと悟ってランの最中にもっちゃんにはやっぱ敵わないなーとかしみじみ考えてたからめっちゃ上がった。


最後また池に戻ってきてまた地獄。


池の後半は上からアフロの声が聞こえてきてあとちょっとで終わる!と思いながら最後の力を振り絞って池脱出。


そっからゴールまではもうダッシュ!

筑波のみくちゃんとずっと走ってて、スパートかけられてやばい!と思ってペース上げてそしたら後ろから違う人が勢いよく走ってくるのが聞こえて、ここで負けたくない!と思ってなんとか死守してゴール。



1:16:52 (17)

インカレ出場権獲得。




〜反省〜


スイム

バトルを恐れて外側行きすぎて蛇行。

距離を多く泳いでしまってタイムロス

もうちょい内側に入っても良かったのともっとチェーンスイム活用すべきだった。 


バイク

直前は週1回程度しか乗れてなくて去年の練習量の1/3以下。もっと攻めるためには練習しなきゃいけない。けど練習量にしては頑張ったはず。


ラン

今年の裏目標は写真映えするランニングフォームの習得だったけどそんなの考える余裕が1ミリもなかった、、、

おかげでめっちゃきもいことになったけどまあ、、そこはおいとこう笑

脛が痛くて一ヶ月走り込んで一ヶ月あくみたいなことがあったからもう少しバランスよく練習すべき。大会ではまあまあな走りができたから満足。


トランジ

やっぱ大事だよね!

この数秒の誤差が後々響く。

今回は救われました。



〜感想〜


今回の目標は『もっちゃんに勝つこと』密かにトップ10入りも目指していたけど、、、

やっぱりみんな練習量がエグくてそんな甘くなかった。


トライアスロンって練習いっぱいすればすごい勢いでパワーアップできるけど他の人も同じだから一ヶ月あれば全然違う選手になって次の大会に出てくるから怖い。それが面白いんだけどね


けど、第一目標はクリアできました!


スイムの時はもう絶望したけど目標が達成できないかもと思ってもとりあえず追い続けたら追いついた




このレースを通してまたたくさんのことを学びました。そしてたくさんの人に助けられました。改めて自分1人の力ではなく、周りの人に支えられてここに立っているのだなと強く感じました。


サポートの方々、

短い睡眠時間の中選手のことを最優先に考え、全力で応援してくださり、本当にありがとうございました!

マネさんの方々も練習を見ていてくれたり、順位を数えてくれたりたくさんありがとうございました。


一緒に練習してきた

特に関わりの多かった人たち、



亀ちゃんは雨の中でもチャリを乗ってスイム練にくるくらいやる気満々で、日に日に黒光って引き締まっていく姿を見て、めっちゃ練習してるんだろうなーっていつも思って自分も頑張ろうと思えた。バイク練とかでちぎられて置いてかれてく自分を待っていてくれる優しいところもあるの。


就活明けからの数ヶ月で一気さんのめちゃくちゃ早くなったスイムを見て、頑張って週5回死ぬ気で泳げばこんなにもはやくなれるんだって希望とパワーをもらいました。


北村さんの去年からずっと燃えていたインカレへの思い。毎日欠かさず決めた内容の筋トレをして現役の頃の力を取り戻していく姿に感化されました。


もっちゃんは知り合いの中で最も多忙な人。毎日実験、レポート、テストに追われていて強化練にパソコンを持ちこみ、大会には教科書を持ち込む忙しさの中スイム練にきて、みんながバリバリ練習してる中、堂々と練習することができず家でローラーしたりして焦りなどとの葛藤の中ここまで仕上げてきたことに対して本当に尊敬。だからこそ負けたくなかった!


染野は私が調布スイムに行く最大の理由。染野なしではスイム練に行くことはなかった。そんな週3,4回顔を合わせて一緒に練習していた仲間が無念のDNS。本当に一緒に出たかったし、正直言うと関カレ突破してインカレ行って欲しかった。けど、そんなこと染野の方が思ってるだろうから、、、我慢しよう。

自分のモチベがない時にチャリ乗ろうよと誘ってくれて連れ出してくれた。この順位でゴールできたのは染野のおかげ。ありがとう。


調布メンバー、

他大の人と関わることでインカレへの強い執念を感じたし素直に一緒に練習する仲間がいっぱいいるのは嬉しいこと。


他にも書ききれていないアフロの同期、先輩、後輩。

一緒に練習してきた仲間たちやサポート、サポートには来れなかったけど声をかけてくれた一人一人から勇気をもらいました。



結果はどうであれみんな本気でインカレを目指す姿が本当にかっこよかったです。私はめちゃくちゃ影響されました!これは私だけじゃないはず。




私の思い


関カレ2週間前くらいにずっと行きたかった留学に特別措置がとられ行けることになりました。

コロナで行けないと言われていたから切り替えて夏合宿、インカレを楽しみに毎日練習していた中の突然の報告。



インカレの方が行きたい!留学 < インカレ 


だったけど大学に入る前から絶対行こうと考えていた留学に行けることになったこともまあ嬉しかった。すごく複雑で素直に喜べませんでした。


急にあと一ヶ月で引退か、?



みたいになったけど関カレには出れるわけだし、とりあえず頑張ろうと決意したのでいつも通り練習に行って誤魔化してたけど関カレ終えてインカレおめでとう!一緒に頑張ろうね〜とか声かけられると、うぅって引っかかる自分がいて今も本当はインカレに行きたい!と思ってます。みんなのレースも見たいです。そばで見れないのが悔しい。




が、留学に行ってきます。



こんな贅沢な悩みは無いな。すみません。って感じです。



ということで、

私事ではありますが8/10から1年間アメリカのミズーリ州に留学してきます。

改まってみんなに言うのがちょっと恥ずかしくて言えませんでした、ごめんなさい。




これからは別の道に向かって頑張っていくけど




トライアスロンが好きなので、


もっちゃんと染野とふっちーと関カレにでなきゃ行けないので、








また来年戻ってきます!


関カレ突破してインカレ行きます!





アフロのみんな一人一人がかけがえのない存在です。

ありがとうございました。