【旧】留学NPO代表コウダイのこれくらいポジティブにBlog -4ページ目

気軽ではなく気合いの時代

こんにちは、コウダイです。

 

ステイホーム、東京アラート、自粛警察、縁起でもありませんが今年の流行語大賞にこういった言葉が並んでしまう事を想像するとゾッとします。これらの言葉の登場は、社会現象であり、流行語という言葉でくくってしまうのはいけません。

 

新型コロナウイルスにより「緊急事態宣言」が出されている東京及び周辺指定地区含め、そして一部地域を除きほぼ解除されましたが、実質上「自粛」を要請しているだけである為、罰則等があるわけではありません。

 

海外諸国は罰則がある為、日本よりも厳しく管理されている状況の中、一例として、カナダは先週から少しずつ規制が緩和されるフェーズ2に入り、飲食店が一部営業許可されるというような状況になり喜びの声が聞こえ、一部ヨガスタジオ等は7月1日からの再開予定で準備を進めているそうです。

 

東京では、どこもお店はガラガラですが、規制下の中でも8時までの営業が許可されていたり等、多くの飲食店が営業をしてますので、現状は大きく異なります。

 

さて、いよいよ心配になってくる、「いつから留学出来るだろう?」という疑問は日に日に増していきます。予定していたのに、なかなか実現に動く事ができなくなってしまった人や予測せぬ帰国を余儀なくされた方々等、様々いらっしゃる事だと思います。

 

現状として、「大恐慌」というまでのレベルを体感するには至っておらず、想定していたよりも多くの学校が経営を維持しているように感じられますが、各国ともに業界では誰もが知るような語学学校等の学校閉鎖のアナウンスも入ってきています。イギリスのロンドンで2校、オーストラリアのケアンズで1校、シドニーで1校、カナダのバンクーバーで2校、今度はハワイで1校。。。次は一体どこだろうか。。。

 

これらの現象は大きく留学市場を変えています。

 

オンライン英語コース台頭の時代到来

 

 

こんな事が早急に行われるとは予想にもしませんでしたが、今は世界中の誰しもが在宅勤務である事から、最近私どもでは世界中の学校や教育期間とオンラインミーティングの毎日を繰り返しています。

 

元々、遠方とのやりとりの多い留学エージェントという仕事では、ビデオカウンセリングやウェブ上でのウェブミーティング(ウェビナー)が少しずつ増えてきた事から、新型コロナ禍の中で、すぐにオンライン対応していった業界だとも思います。

 

むしろ今ではZOOMやTeamsといったアプリケーションでプレゼンテーションやQ&Aで出来る事の幅が増え、大変便利な世の中になったと感じてしまいました。

 

各学校でアプローチの方法は様々ですが、マイクロソフトTeamsを利用したプレゼンテーションも使いやすく、今後はZOOMとTeamsにビジネスでのウェブ会議ツールは集約されると感じています。

 

LineやFacebookも色々始めていますが、やはり仕事上では使いにくいですもんね。Google社が展開を進めているMeeting(ミーティング)は一歩遅れた感じも否めず、意外に使い勝手が悪いのでちょっと気になります。またGmailは個人メールアドレス感もありますので、細かな設定が必要になります。

 

私は仕事上としてもセキュリティ面を考慮し、ウェビナー等を開催する場合はTeamsをメインとして使っていきたいと感じていますが、会社の機密事項等を話すのではなく、一般的なオンライン授業はZOOMの方が、実際に授業を行う先生たちにとって使い勝手が良いものとも感じました。

 

ZOOMのグループ授業

 

世界中の語学学校や大学、全ての教育関連の学校は、ほとんど同時のタイミングでオンライン授業に切り替わる事となりましたが、やや国の規制の関係もあり、オンライン授業への転換が少し遅れたイメージがあります。

 

それに対して厳しく行動制限が敷かれたカナダでは、すべての学校がオンライン授業に移行しなければなりませんでしたが、どうしても対応しきれなかった学校とこの機会にオンライン対応を加速させ、オンライン授業をひとつの柱として突き進んでいったのが、カナダで最大規模を誇る語学学校兼キャリアカレッジのILAC(アイラック)です。

 

本来であれば、時差の少ないオーストラリアは日本人からしても、オンライン授業を受けやすい環境なのですが、これから冬が来るオーストラリアと、夏のハイシーズンへとなんとか繋げたい北米諸国の必死さの違いでもあるかもしれません。もちろんその理由には、時差の少ないヨーロッパや南米の学生をターゲットに出来るという大きなメリットがあります。

 

こうして作られたILACの提供するオンラインコースは17段階のレベル分け編成されており、一般英語コース・IELTS対策コース・大学進学準備コースの3種類の提供をしています。

 

 

ちなみに、今年はジュニアの夏合宿型短期留学をサマーキャンプという形で提供しており、オンラインでアクティビティを楽しんだりするそうなのですが、時差の都合の関係から、日本は午後9時半から0時半まで、または深夜1時から3時という時間になっているので、アジア人は完全に対象外となってしまっています。

 

Onlineコースにご興味がある方はこちらからお問合せください。

 

気軽に留学から気合の留学へ

 

文字通り最近の海外個人旅行や留学は「軽い気持ち」で行く事が出来、「友達が行っているから私も行く」と友達をつてに渡航する人たちも増えてきていました。

 

まるでリゾートバイトに行く感覚でネットで調べて「ワーキングホリデービザ」を取得。オーストラリアのビーチにある日本食レストランやカナダの雪山にあるお寿司居酒屋さんなどなど。英語が出来なくてもOK的なノリも珍しくありませんでした。

 

しかし、「気軽」に海外留学に挑戦した人の多くは、今回の新型コロナウイルスの登場により、状況が一変します。少なからずとも、海外保険に加入せずにワーホリに行っていた人や、下調べや英語の勉強もままならず、「なんとかなるでしょ❗」という気持ちで渡航した人にとって、留学中における情報収集の方法は「主に日本のネット情報だった」という話を多く聞きます。

 

カナダであれ、オーストラリアであれ、TVやネットを見れば、海外の地域の情報が多く発信されています。しかし、それらが全て英語であれば、自分の読解力やリスニングに自信がなければ不安になってしまうだけです。

 

確かに「気軽」に留学やワーホリに行けるようになったのがコロナ前の時代であり、私を含め多くの留学エージェントは、「Hey エブリバディ!長い人生一度くらい海外生活をしたらいかが?」と思っていました。もちろん、せっかく行くなら、適当に行くのではなく、それなりに下準備をして、それなりに「気合」を入れて出発して頂きたいというのが私達エージェントとしてのモットーでありますので、その気持ちを高めて、万全を尽くすのが私達の責務です。

 

LineやSNSで自由に連絡が取れる時代、新型コロナウイルスがパンデミック化する前は、「海外に行っても死ぬわけでもあるまいし」という感覚でしたが、今や「海外に行ったらコロナで死んでしまうかも」という恐怖や不安がつきまとうようになりました。

 

もちろん、渡航する国にもよりますし、いかに正しい情報を仕入れる事が出来ているかによりますが、それは決して「気軽」な事ではありません。

 

気合を入れるという言葉は、文字を見ると「気を合わせる」と書きます。「気軽」でもなく「気重」でもなく、丁度良いバランスに気を合わせなくてはなりませんが、それは決して「気楽」なものでもありません。

 

「気合を入れる」とは、自分に活を入れたり、<精神をこめて物事に対応する>という意味がありますように、気を込め、気を入れ、精神と身体をすり合わせるという事は決して楽な事ではないようです。

 

当たり前の事ですが、浮ついて気持ちでは海外では足元をすくわれます。時には財布や携帯を盗まれたり。今度はコロナですが、「うっかりコロナ」は命取りです。

 

「そんなに大変なら海外になんて行かなくてもいいよ」という人は淘汰され、これからは「気合の入った」人だけが、留学やワーキングホリデーで活躍する世界がやってきます。

 

まさに、これからの留学は心と気を一致させる事ができる人しか、海外留学にいけない時代がやってくるのだと、ひしひしと感じており、留学エージェントである私達も「気軽な留学時代」から「気合の留学時代」へと案内やカウンセリングをシフトして参ります。

 

英語力やチャレンジ精神の高さも大切ですが、やみくもに勢いだけで行くのではなく、気を抜かず、心と体を統一し、気合の入った留学の実現に向けて準備を一緒に組み立てましょう。

 

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ア フォーリーフ海外留学NPOではひとりひとりに担当のパーソナル留学カウンセラーが最初から最後まで、そして渡航中もサポートを行い勉強プランやゴールセッテイングをお手伝いをしており、より効果的にご自身の成長を実感して頂ける留学プランニングを行なっております。

 

初回無料相談(約2時間)にて承っておりますので、お気軽にご相談下さい。

 

<代表カウンセラー>

<代表カウンセラー> 宮坂幸大

 

留学カウンセラー歴15年、現在留学エージェント代表。カナダ短大(観光学部)卒業、ワーホリ2カ国、ファーム経験や海外就労経験、台湾留学、バックパッカー経験等を活かし幅広い視野でキャリアアップを中心とした留学をプランニング。

 

ドイツ国際教育機関ICEF認定留学エージェント、総合旅程管理主任者、留学保険代理店代表、カナダにてヨガティーチャートレーニングRYT200時間修了。趣味は登山、ヨガ、スノーボード、キャンプ、多言語学習。

 

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愛は地球を救うのか?

こんにちは、コウダイです。春ですね。

 

2020年の東京オリンピックイヤーを迎え、日本の景気の盛り上がりを期待していたのですが、新型肺炎での元凶であるコロナウイルスの猛威は留まる事を知らず、東京封鎖という言葉まで囁かられ、買い占めの日々が再開。国民に愛される志村けんさんが「大丈夫」ではなくなり、日に日に不安は募るばかりですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?


 

2月や3月前半、テレビやメディアではマスク騒動で大騒ぎでついには病院の倉庫からマスクが大量に盗まれたり、市議会議員のマスク転売等、心の隙間に攻め入るようなニュースが溢れていましたが、オイルショックや震災時のように度々買い占めが発生したように、これは日本のお家芸だから、とばかり思っていましたが、まさか買い占めや転売等がが海外にまで飛び火するとは思いませんでした。

 

今までの欧米では「マスク」は風邪やウイルス防止ではなく、風邪を引いている人や感染している人が着用するのが一般的であると考えられており、海外の留学先等で予防の為にマスクを着けているのは「アジア人」くらいであり、逆にマスクをしているのであれば「感染者」であるという見方が強く、「マスクを着用して外出するくらいだったら、家に居てくれ❗」というのが欧米人の考え方でした。その為、1ヶ月前くらいまでは実際にマスクを着けているアジア人が差別されるという事も起きています。

 

確かに医学的にもマスクによる完全なる予防効果は確認されているわけではないのですが、マスクを着けているとなんだか安心するのは何故なのでしょうか?この「安心感」こそが、欧米諸国では懸念されており、マスクを着ける事によって予防を怠ってしまったり、不必要に汚い手のままで顔を触ってしまったりして、逆効果になってしまうことが心配されています。

 

しかし、色々な調査で見られたのは結局のところ人間はどうしても無意識に顔を触ってしまう傾向にあり、先日のアメリカ保健局?の発表の際に、顔を触らないようにしましょうと言った次の瞬間に書類をめくる為に指を舐める瞬間が映し出されてしまいました。もう笑うしかないのですが、これがクセであり、習慣であり、無意識のうちに人間が行っている行動である事を証明してくれたと思います。

 

 

また、ある医者はテレビで「普段はマスクをしないが、電車に乗る時だけはマスクをする」という発言もしていました。その理由はごくごくシンプルで、「他の人に睨まれるから」というものです。確かにくしゃみや咳をしたら思わず目がいってしまいますし、手で抑えていたとしても、出来るだけ遠くに行こうと意識してしまったり、顔を反らしたくなる衝動に駆られます。飛沫感染という言葉が街中に溢れているから、それは自衛の行動なのでしょう。どんなに知識がある人でも、どんなに正しい事を知っている人であっても、それが全て100%正しいとは限りませんが、世の中の風潮には勝てません。

 

「やっと時代が追いついた」という表現があり、中には「死後に評価される人」もいますが、不都合な事実にあふれている世界では、常に正しい事が正しいとは限りません。

 

これは海外留学も一緒であり、今まで正解をもらっていたテストの回答をそのまま実践英語に使っても、間違っていたり、変な顔をされてしまうことが繰り返されます。あんなに日本で勉強した人も、していない人も、もはや海外生活での英語の勉強はヒットアンドエラーの繰り返しです。

 

テストではあれが正解だったのに。

テレビではそう言っていたのに。

絶対自分が正しいはずだ。

だって試験に合格したんだから。

 

特に試験の結果が全てと考える日本の教育方法はそういった傾向にあり、実務経験や実体験よりも、教科書や国の言う事が正しいと信じています。その教科書や国の言う事はコロコロ変わるのに。

 

私が小学生の頃に学んでいた教科書と、今の教科書は大きく異なり、教育方法も全く異なります。今はテレビのコンプライアンスは厳しくなる一方ですが、インターネットの世界はやりたい放題何でもあり、違法動画やアニメ、モザイクなしのアダルト画像やビデオが簡単に検索出来ます。

 

何が正しくて、何が正しくないのか?覚えていないかもしれませんが、小学生の頃やもっと小さな頃は、誰しもが何が正しくて、何が正しくないか?なんてわかりませんでした。無邪気に子供が「赤ちゃんってどこからくるの?」という質問をごまかす親。その後、真実を知った後に、それは聞いちゃいけなかったんだ、という様に空気を読みます。

 

女性に対して、年齢を聞く行為。ついつい、何も考えずに聞いてしまうと、それは失礼だと言われます。日本のテレビではタレントや有名人は年齢が名前の横に必ずといっていいほど表示されるのに。その後、失敗を繰り返し、本音と建前が存在する事に身を持って気づき、妙齢の女性に年齢を聞くのはマナー違反である事を学びます。

 

子供の頃、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人1年、社会人10年、中間管理職、いつまでもいつまでも新しいマナーを学び続け、そしてそのマナーは、時にはコンプライアンスという言葉に変わって、変化し続けています。まるでウイルスのようですよね。

 

自分では気づかぬうちにウイルスに感染していて、他の人に自分のマナーや考え方を押し付けてしまうことも多々あります。そして、そのウイルスは世界共通のものだと信じているのですが、一度欧米社会で生活や留学をしてみたら、自分の考え方は欧米の人とは全く違っていたという事が起きる事になります。

 

マスクの考え方にしてもそうですが、海外では妙齢だろうがなんだろうが女性だろうが男性だろうが、年齢を聞く事は失礼にあたります私達アジア人は常に上下関係を気にして、タメ口か敬語かどっちか?だけを考えて、年齢を聞いていますが、海外には年齢による上下関係は存在せず、履歴書等に年齢を書くことはなく、TV等のタレントの名前の横に年齢が表示される事はありません。単純にそれだけであれば良いのですが、場合によっては年齢を表示する事は違法であったり、年齢を聞くことがハラスメント行為にあたる事もあります。

 

大人の体をしていながら、欧米文化を知らなければ、その人は赤ちゃんも同然です。

 

「赤ちゃんってどこからくるの?」と子供が聞けば、無邪気な質問ですが、それを大人の人が女性に聞いたら、セクハラもいいところですよね。しかしそれと同じかそれくらいの事を無意識にしてしまうことは文化が異なる限り繰り返されます。

 

けれども、ここで重要な事は、一度犯したミスは何度もしない事だって、赤ちゃんがどこから来るの?という事の答えに対して、親がかなり微妙な対応をしたら、なんかまずい事を聞いたかな、と思って空気を察するのが日本人です。大人になると、自分が正しいと思う気持ちがどうしても強くなります。けれども、無理やりをそれを通してしまうと道を踏み外してしまう事もあります。一度間違えたら、次は失敗をしない事。これが私達にできる事だと思います。

 

一部の若者にBoomer Removerと揶揄されるコロナウイルス。リーマンショックやサブプライムローンにより景気後退が世界を襲った2009年‐2010年、私は忘れもしません。20代や30代の若者は、すぐに再就職できから良いけれど、中年層やシニアの人は難しい、だから、企業は若者を先に切るのだと。その頃、満を持してワーキングホリデーを使いカナダへ渡航、その後の就労ビザの申請のチャンスを得て、申請を進めていた私にとって、リーマンショックが100%の原因だったとは言い切れませんが、自国の雇用を確保する為に、まずは外国人(留学生やワーキングホリデー、就労ビザ)が解雇され、その次に現地の若者が解雇(レイオフ)されました。

 

それが、今度はシニアの為に若者には我慢してくれ!というのがコロナウイルスの生んでいる現象です。体力を武器に、若者がパワーを持った今、シニア層は若者にお願いをするしかありません。

 

もしかしたら、Boomer Removerという言葉を生まれた理由は、あの時の仕返しなのか?怨念なのか?とも思ってしまいます。仇をを仇で返すのが必ずしも正しいとは限りません。恨みがあっても、そこには確実に愛情も入り交じる複雑な気持ちである事は間違いありません。

 

愛(Love)だけで本当に地球が救えるのかどうか、私にはさっぱりわかりません。しかし、それは若者達が年寄り(シニア)に対して一方的に与える愛ではなく、収束後の世界でシニア層が、我慢を強いられた若者に対して十分な愛を注げるかどうかが、これからの鍵になるのではないでしょうか。

 

What we give is what we get

Always remember never forget

What we give is what we get♪

 

 

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衝撃的なヒップ

こんにちは、コウダイです。今年も年の瀬と言われる時期がやってきましたが、今まで当たり前のように祝日だった12月23日が祝日ではなくなる事はなんだか不思議な感覚にもなります。そして、今年は令和発尽くしであり、来年は令和初の年賀状だそうです。今年は張り切って年賀状を書く人が増えるだろうなんていうプレッシャーを与えてくる年賀状CMが胸をグサッと刺しますが、皆さん年超えの準備は着々と進んでいますでしょうか?

 

欧米のホームステイ先では、七面鳥(ターキー)が定番のクリスマスであり、まるでちびまる子ちゃんかのように、私もいつの日か七面鳥やチキンの丸焼きに憧れて、妻と一緒に作ってみた事があったのですが、あまりにも量が多すぎて、その後食べきれないので、その翌日以降は定番のサンドイッチになるのですが、毎日それが続くと飽きてしまい、食べられなくなってしまいました。

 

それ以降我が家では、カリフォルニアロールや手巻き寿司や唐揚げ等、自分たちが好きな食事がクリスマスディナーになりました。しかし、何事も経験なので、クリスマスの期間にホームステイをするチャンスがあるのであれば、いつもでは体験出来ないまさにローカルの体験ができるのもクリスマスの過ごし方の醍醐味ではないかと思います。ゆっくりと流れる時間やファミリーの雰囲気は、ちょっとだけホームシックにさせられてしまいますが、自分の家族を考える大事な時間でもありますよね。

 

ターキーやチキンには部位の名前があり、もものところであれば、サイ(Thigh)、手羽の部分であれば、ウイングス(Wings)と呼ばれてパブのような酒場やスポーツバーの定番のおつまみとして親しまれています。ちなみに、胸肉はチェストではなく、ブレスト(Breast)が一般的です。

 

こういった当たり前のような言葉なのですが、英語になると全く言い方に馴染みがなくなってしまいますし、そもそも鶏肉であれば鶏の身体の部位を理解していなければ理解できない部分もあります。

 

トリニクって何?とは良く言ったものですが、その鶏肉だって、ひとつひとつの部位の名前があるというわけですよね。

 

これらは人体の解剖学にも共通する事で、私自身もここ数ヶ月感ヨガを本格的に学ぶにあたって解剖学(Anatomy)を学ぶ機会があり、どれだけ自分の身体の部位に関する英語を知らなかったのか衝撃を受ける事となります。

 

「Do you know where is the hip bones?」

 

ちなみに、あまりにも当たり前の事を質問するような場合は、This is maybe kind of silly question, but... (ちょっと馬鹿なような質問かもなのだけども)というような前置きをいれて聞くと表現はちょっとマイルドになります。唐突に不思議な質問をしてしまえば相手もびっくりしてしまうかもしれませんので、英語や文法が気になる人は前置きとしてこの表現を使うのも良いかもしれません。

 

そして上記の、Do you know where is the hip bones? つまり「どこがヒップボーンか分かる?」という質問です。

 

私が思い切って聞いてみると、彼女は「私はここだと思うけど」と、股関節の部分を指差しました。

 

Photo by tyrone blight-avery on Unsplash

 

もちろん上の写真は左の股関節だけ丸枠に囲まれていますが、対象に左側にもヒッピボーンがあります。解剖学ではASIS(発音はエーシス)と言われる場所にあたり、日本語では<腸骨>という名前がついています。

 

私自身、初めて留学から英語を学び続けてきたつもりで約20年にもなり、英語でヨガのクラスを受ける頻度が増えるようになってからは約10年になるのですが、今更ながらに「ヒップとは何ぞや?」という疑問の包まれる事になります。

 

もっとも私が当たり前に理解していたつもりの「ヒップ」はお尻の事を指しており、日本では周囲の大人やテレビ、映画、少なくとも日本語の世界に置いて、ヒップ=お尻として扱われてきていたと思っていました。

 

あまりに当たり前過ぎて、調べようともしなかった「ヒップ」という日本語を調べてみると、インターネットや大辞林、今もあるのか知らないがイミダス等で言葉の意味を引けばこのようになっています。

ヒップ [1] 【hip】尻(しり)。また、その寸法

<オンライン百科事典Weblio参照>

 

その他の意味には、考え方が先端的でしゃれているさま。 「 -な服装」等の記載がありましたが、ASISや股関節という記述はありません。またヒップはウィキペディアで探しても尻に関しての表現は登録されておらず、慌てて「尻」という単語をウィキペディアで調べてみます。

 

するとリアルな写真や絵とともに尻に関する歴史や役割、俗的なものまで幅広い視点で尻の解説があるのですが、そこに「尻とヒップ」という項目が見つかりました。

尻とヒップ

尻とヒップはしばしば同義に用いられるが、ヒップの語源のHipsは腸骨あたりの両側面を指す英単語であり、日本語の尻とは指す部位が違う。また、バストウエストなどのようなスリーサイズを示す意味でのヒップは、その部位の胴回りのことであり、厳密に同じ意味とは言えない場合がある。このように「ヒップ」という言葉は、一般語として広まってはいるものの、ファッション用語としての性格がやや強い。*ウィキペディア参照

 

つまり、私達が「尻」や「ケツ」という言葉にオブラートを包む表現として使っていたりしたようなお尻部分を指す「ヒップ」という言葉自体が日本語の造語であり、英語のHipの意味は股関節を示す単語であったという事です。

 

ちなみに、お尻は英語でButtocks(バトックス)であり、これを短くしてButt/バット(お尻)と呼ぶ事が一般的です。その他にBum(バム)もありますが、あまり上品ではない為避けるべき単語で、Ass/アスはさらに汚い言葉であり日本語のケツという表現に近いので品の良い表現ではありません。

 

この中では、バットまたは大腿筋を示すグルッツ(Gluts)という単語を使うのが適切な表現であり、「アス」を使う時はTPOに合わせた配慮が必要があります。

 

そして、改めて英和辞典でも調べようともしなかった「Hip」という単語を調べるといくつかある意味の中に、<解剖学>股関節、という記載があります。もちろん1番上に、Hipの意味は、臀部や尻、という記載があるのですが、当然の事ながら英語には、ひとつの単語以外他にもいくつかの意味があります。

 

結論として、最も一般的な尻=ヒップと言う解釈は日本で間違って浸透してしまった、日本語英語の<ヒップ>の事であり、本来は股関節と理解するのが最も英語的な解釈であると言えます。

 

 

長年ヒップという言葉に疑問を持たずに生活していた私はアラフォーにして2019年ついに「ヒップ」の本当の意味を理解する事が出来る事となりました。

 

もしかしたら、ヒップの意味を誤解したままで一生を終えていたかもしれないと考えると、目からウロコが落ちたような覚醒的な気分なのかもしれないのですが、今まで好きで英語もヨガもやってきていたのに、こんな基礎的な事を勘違いし続けていたと思うと、恥ずかしさや情けなさも感じてしまいます。

 

しかし、こういった「気づき」は、私にとっては良くも悪くもショッキングな出来事であり、改めてヨギーへの道は長いと感じると同時に、解剖学を英語で学ぶという行為ひとつだけでも、今まで以上に確実に一歩ずつ進んでいる実感を感じます。

 

小さな事の繰り返しかもしれませんが、ひとつの英単語の意味を理解する事だけで一歩前進する事ができるのであれば、コツコツと前進を繰り返すのみです。何歳になっても衝撃的な事があり、世界がコペルニクス的に転換する事が起きうる可能性があるのであれば、新たな世界の言語や考え方を学ぶ事もその後の人生を豊かにしたり、ビジネスのアイデアに繋がったりするものです。

 

大学(カレッジ・ユニバーシティ)進学はもちろん、キャリアカレッジ等の専門学校や語学学校、ワーキングホリデー、どんな形であっても、海外での第一歩を踏み出す皆さんをサポートしています。

 

ア フォーリーフ海外留学NPOではひとりひとりに担当のパーソナル留学カウンセラーが最初から最後まで、そして渡航中もサポートを行い勉強プランやゴールセッテイングをお手伝いをしており、より効果的にご自身の成長を実感して頂ける留学プランニングを行なっております。

 

初回無料相談(約2時間)にて承っておりますので、お気軽にご相談下さい。

 

<代表カウンセラー>

<代表カウンセラー> 宮坂幸大

 

留学カウンセラー歴15年、現在留学エージェント代表。カナダ短大(観光学部)卒業、ワーホリ2カ国、ファーム経験や海外就労経験、台湾留学、バックパッカー経験等を活かし幅広い視野でキャリアアップを中心とした留学をプランニング。

 

ドイツ国際教育機関ICEF認定留学エージェント、総合旅程管理主任者、留学保険代理店代表。趣味は登山、ヨガ、スノーボード、キャンプ、多言語学習。

 

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