コートジボワール産カカオのレベルを上げたい | afrinote -フランスから 遠くアフリカへ-

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コートジボワール フェアトレード・チョコレート プロジェクト     
“afrinote” (アフリノート)にアフリカへの想いを込めて。
  
2002年 渡仏
2011年2月 娘カロンが誕生、
2014年9月 次女ミロンが加わり、
子育てとプロジェクト ― の日々です。

私のやろうとしていることって、フェアトレード業界とチョコレート業界を
またぐことになります。

私はまず、アフリカがあって
そこからチョコレートを志そうと思いました。
だから、最初からチョコレートを追求している人とちょっと違った見方をしてしまうと思います。


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チョコレートのことをだんだん知るにつれ、

コートジボワール産カカオのレベルを上げたい。

と思うようになって来ました。

フェアトレードのチョコレートを作るのはもちろん。
味にもちゃんとこだわって、味も納得して買ってもらえるものを作りたいと思います。
そして、コートジボワール産カカオのイメージを良くしたいなと思います。


先日のフランスのテレビ番組でチョコレートのドキュメンタリーをやっていましたが、
アフリカのことに触れられないことに、違和感というか、サビシサを感じます。
チョコレートを語る時、アフリカは欠かせないのでは、
と個人的には思います。


チョコレートの味で言うと、カカオの品種からして
アフリカのものは劣るようです。
カカオの重要な産地でもあるのに、アフリカのことには触れられない。
味で言うと、ヴェネズエラなど中南米が取り上げられる。
マダガスカルは良質なカカオの産地として有名ですが。
アフリカ本土のカカオは…


でも、前回書いたBONNATのコートジボワール産カカオのチョコレート のように
繊細でおいしいチョコレートも存在します。
数は少ないようですが。


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おいしいチョコレートを作るには、
良質のカカオ(同じ品種でも優劣がある。)。
良い、カカオの発酵、乾燥。
良い、製法。
などが揃わないと実現できません。

アフリカのカカオに関する労働環境が良くなって、適正価格で取引されて、
味の面でも向上して、
もっと注目されるようになればと思います。
アフリカを置いて行かないで、と言うか。
アフリカはカカオの主要生産地なんだよー、と声を大にして言いたい。


コートジボワール産のカカオということを前面に出して、
おいしいチョコレートを作りたいです。