その名は1207 | アドベンチャーゲーム研究処

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アドベンチャーゲーム(AVG・ADV)の旧作から新作まで、レビュー+紹介を主として取り上げるブログ。(更新は不定期)
取り上げる範囲は家庭用のみです。

【その名は1207】

『真・かまいたちの夜』は37点など、今週の雑誌情報(げーむにゃーす1.0)

真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) (特典なし)Xbox 360ソフト「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」オープニングテーマ「La*La*Laラボリューション」【STEINS;GATEコラボ盤】

サウンドノベルシリーズとしては『428 ~封鎖された渋谷で~』ぶりの新作、
『真・かまいたちの夜』がクロスレビューで9/9/9/10で37点を獲得。
歴代『かまいたちの夜』シリーズのクロスレビュー得点は

『かまいたちの夜』 9/8/8/5
『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ歌』 9/9/9/9
『かまいたちの夜×3 三日月島の真相』 9/8/8/8
『真・かまいたちの夜 11人目の訪問者』 9/9/9/10

なので、過去最高点だったりもする。
まあ、『×3』時点で既にインフレだった配点が、更にインフレしていることも考慮すべきか。
レビュー内容の方は、原点回帰による新鮮味の薄さや
「みんなでかまいたち」が一日でできることが少ない点は批判されているものの、
推理できる内容や分岐幅などの完成度面が評価されているので、
かつてのチュンソフトらしさにも回帰した、がっしりとした作りに期待したい。
ついでにボリュームはクリアまで14時間(オンライン要素除く)程度とのこと。

またPSP版『Steins;Gate 比翼恋理のだーりん』の発売日が来年4月26日に決定。
クロスレビューではDS『バクマン。 マンガ家への道』は8/7/8/7で謎の高評価。

機動戦士ガンダム EXTREME VS.ファイナルファンタジーXIII-2

他のジャンルでは、セガよりPSVita向けに『サムライ×ドラゴンズ』が発表。
シミュレーションとアクションを組み合わせた内容の西洋ファンタジーで、
海外ではiOSで配信している『Kingdom Conquest』の国内ローカライズ版とのこと。
『ブレイブカンパニー』と言い、家庭用でこのタイプの売り方が増えていくのだろうか。

また、『ワンピース海賊無双』の発売日が来年3月1日に決定。
PS3/XBOX360『デッドオアアライブ5』が新システムなどを公開、
PS3『機動戦士ガンダム エクストリームVS』のDLC機体が公表、
PSVita『スーパーモンキーボール特盛』が発表など新出情報も。

クロスレビューは

PS3・XBOX360『ファイナルファンタジー13-2』10/10/10/10
PS3・XBOX360『ブレイブルー コンティニュアムシフト エクステンド』 9/9/8/9
Wii『ぷよぷよ!!』 8/8/8/9
Wii『いっしょに遊ぼう! ドリームテーマパーク』 8/7/7/8

3DS『モンスターハンター3G』 10/10/9/9
3DS『熱血硬派くにおくんすぺしゃる』 7/7/7/7
3DS『萌え萌え大戦争☆げんだいばーん 3D』 6/6/5/5
3DS『かわいい仔犬3D』 8/8/7/6
DS『とんがりボウシとおしゃれな魔法使い』 8/8/8/8
3DS・PSP『ぷよぷよ!!』 8/8/8/8
PSPロードオブアポカリプス』 9/9/8/8

ということで『ファイナルファンタジー13-2』が
『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』『Skyrim』に続いて40点満点に。
予定調和とは言え、ここまで連打されると反応がしにくい。

『極限脱出ADV 善人シボウデス』の公式サイトが更新。GONZO製作のPV&インタビュー記事が公開(公式)



プロモーションビデオの出来についてはノーコメントとして。
Mr.ZERO(打越鋼太郎)へのインタビューは、おふざけ企画かと思ったが意外と内容はありで、
製作の経緯や開発時期など事細かに話していたり、
海外で高評価を得た前作『極限脱出 9時間9人9の扉』の反響や、
(なんと『善人シボウデス』公式サイトのアクセスは7割近くが海外なのだとか)
人気の要因として「日本産のアドベンチャーゲームの鎖国」について言及され、
更には新出情報の複数シナリオの収録や、それに伴うボリューム増加、
前作では何より真っ先に批判された繰り返しプレイへのフォローについてなど、
ファンならずとも興味深い事項がズラリ。一見の価値はアリだろう。

個人的には海外市場で何故『極限脱出』が鮮烈に受け入れられたか…
という部分は、日本と海外における評価のギャップを知っているので、なんだか納得。
まあつまり『逆転裁判』や『レイトン教授』のような作品は海外でも受けたが、
ビジュアルや脱出ゲームというテーマこそ同じ一般向けを意識しているものの、
人物描写や仕掛けについてはノベルゲーム文脈上にあったこの作品は、
日本ではもはや食傷状態の内容でも、海外では新鮮に映った、というわけだな。
チュンソフトの中村社長や5pb.の志倉社長が海外販売に野心を乗せているのも、
この辺りの掘り起こしがADVは殆どできていないことに起因していると思うので、
国内はもちろんのこと、後々発売されるであろう海外版『善人シボウデス』をどう売るかも注目だ。

『うみねこのなく頃に散』EP5~8までを凝縮!紹介ムービーを公開(Gpara.com)



実は『うみねこ散』も来週発売だったりする。
のだが…『真・かまいたちの夜』ともども、存在感がイマイチ示せていないのは
如何に冷え込み激しい昨今の家庭用のADV市場とは言え、寂しい。

PC『久遠の絆 フルボイス版』のデモムービーが公開(公式)



科学シリーズてんこ盛りのパセラボTVプレゼンツ年忘れ大感謝祭!!(Gpara.com)

5パーセントが最初のアクションシーンで躓いた『Heavy Rain』プレイ統計情報が公開(Game*Spark)

実績だトロフィーだのためにやっているわけではないというのが持論。
いや、あまりやり込まない言い訳です。(国産ADVは基本オールクリアで全解除ですが…)

『マリオカート7』初週販売本数は45.2万本――ニンテンドー3DS向けソフトで最高の出足に(ファミ通)

ニンテンドー3DSの本体更新が実施!(ファミ通)

任天堂社長「3DS向け有力ソフト、途切れず投入」国内販売300万台突破へ (日経新聞)

今の3DSに必要なのはドンと引っ張る大作タイトルなのは解りきっているが、
とはいえ普及台数が増えた先に必要となるのは個別の嗜好性に合った中堅タイトルわけで、
逆に言えば有力ソフトが途切れたときこそ、国内市場の3DSの真価が問われるのではなかろうか。
回りくどくせず言えば、任天堂販売のアドベンチャーはまだなんですか、ということです。

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』にゲーム進行不可の不具合、任天堂も認める(iNSIDE)

コーエーテクモホールディングス、ガストの全株式を取得
子会社化してIPを強化
(Game Watch)

グリーのグローバル展開に向けて大手ゲームメーカー各社が多数のタイトルを発表。新「GREE Platform」記者会見の模様をレポート(4Gamer.net)

【コメント】
『エクストリームVS』をプレイ中。
なのですが、なんでしょう、この初心者お断りオーラは。
オフラインのミッションモードでさえもかなりの難易度ですぞ。