「infinity」シリーズが2作登場 今週発売の注目ゲーム 3月2週号 | アドベンチャーゲーム研究処

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アドベンチャーゲーム(AVG・ADV)の旧作から新作まで、レビュー+紹介を主として取り上げるブログ。(更新は不定期)
取り上げる範囲は家庭用のみです。

【今週発売のADV】


PSP『Never7 -the end of infinity-』

販売 サイバーフロント 開発 KID(移植もと)


DC、PS2で人気を博した「infinty」シリーズのPSP移植。

Never7』(というか「infinity」だが)の初登場はPSということで、

他の作品と比べるとビジュアル面が若干落ちるかもしれない。


初動はPS『infinty』が約1.1万本。

後発となった、PS2『Never7 -the end of infinity-』が約0.5万本。


PSP『Ever17 -the out of infinity-』

販売 サイバーフロント 開発 KID(移植もと)


『Never7』の続編であり、最高傑作との呼び声も高い『Ever17』も発売。

こちらはPS2版DC版が同時発売されており

PS2版が約1.3万本、DC版が約0,6万本という初週販売となっている。


久々の移植ということで、少々数字は読み難いが

追加要素も弱く、据え置きでは安価で販売されているので

初動はおそらくどちらの作品も数千単位となるのではないだろうか。



DS『SIMPLE DSシリーズ Vol.43 THEホストしようぜ!~DXナイトキング~』
販売 D3パブリッシャー 開発Bbmf


変な企画ソフトが多いことでも有名なD3パブリッシャーから

かなり”キワモノ”なホストゲームが今週登場。


D3のADV路線は、開発をトムキャットシステムにしたもの

あるいはトムキャットシステム開発ソフトの外伝が人気を集めるものの

そのほかのソフトはイマイチ、という印象があるが

DS向けの女性向けADVは『ときメモGirls side』(約10万本)など

意外と好調なので、波に乗れれば意外と伸びるのかも。

ついでに、SIMPLE名物の双葉理穂も、お客として登場するらしい。

XBOX360『ドリームクラブ』ではキャバクラ嬢として登場するそうだが

本業(アイドル)はどうなっていくのだろうか…。


【ADV以外の注目ゲーム】



Wii『Wiiであそぶ「ピクミン2」』『ソニックと暗黒の騎士』『ファントム・ブレイブWii』


今週はXBOX360『SO4』PS3『龍が如く』PS3・XBOX360『バイオ5』と続いた

大作ラッシュも、月末に『DQⅨ』が予定されていたこともあって急停止となり小粒揃いに。


その中でも、Wiiであそぶシリーズ新作『Wiiであそぶ「ピクミン2」』が

前作である「1」の好調、CMも積極的に投下中とあって

今週発売ソフトの中では、頭ひとつ出たものに期待できそうな雰囲気。


ソニック最新作である『ソニックと暗黒の騎士』も予定。

かつてはSEGAの看板として、国内でも数十万規模の販売数を記録していたシリーズだが

現在は1万本規模の販売でさえも難しい状況におかれているので

本作もかなり厳しい販売数となるのではないだろうか。


メガドライブで「1~3」を、ゲームギアでは外伝『テイルズアドベンチャー』をやり込み

ゲームセンターのキャラクターとして全国的な地位を確立していた

全盛期のソニックを知る私としては何とも悲しい現実だ。


他、日本一ソフトウェア参入第一弾である『ファントム・ブレイブWii』も発売予定。

Wiiの弱いコアなジャンル設定、移植にして7000円を超える定価など

かなり逆風が吹いているような気がするが。



PS3『無双OROCHI Z』PSP『RESISTANCE 報復の刻』


昨年末より好調の続くPS3より、

『無双OROCHI』『無双OROCHI 魔王再臨』のダブルパック+追加要素の

無双OROCHI Z』が今週登場。
PS3『龍が如く3』『バイオハザード5』と、PS2で人気を集めた有名作が

PS3で連続して20万本規模の販売を記録しているが、本作はその波に乗れるだろうか。

移植で、PSP『MULTI RAID』も発売したばかりと不安要素も無いことは無いが…。


PSPからは、PS3で好調だった『RESISTANCE』の外伝が登場。

PS3ではローンチ需要もあって累計13.6万本と好調だったのだが

はたしてハードとしては収穫期を迎えているPSPでの販売ではどのような結果となるのか。

ちなみに、定価はUMD版が約5000円、DL版が3800円と1000円近い差がある。



DS『立体ピクロス』


定番パズルゲーム「ピクロス」を3D化。

小粒揃いとなった今週発売のDSでは、最も目立つ存在。

なのだが、「数陣タイセン」といい「EXIT」といい

この手の玄人狙いの作品は評判と反比例して販売が苦戦している印象なので

以下に「ピクロス」といえど、ちょっと厳しいような気もしなくも無い。


【今週のマニア向け】


DS『羽生善治 将棋で鍛える「決断力」DS』

販売 ides 開発 不明


64のローンチとして発売されて以来となる「羽生善治」氏監修の将棋ゲーム。

特徴は将棋をテーマとしたパズルによる、決断力のトレーニングというコンセプト

64が純粋な将棋ゲームだったので、この変化には時代を感じさせられる。

どうでも良いが、イラストの羽生さんは肉付きが良すぎな気が。


【コメント】

今回は予告どうり短くしてみたんですが、どうだったでしょうか。

個人的には、まだまだ無駄なこと言い過ぎてるなぁ~という印象。反省。


昨日の記事はちょっと悪い意味で完成度に問題があったので

火曜あたりにリベンジで別内容の特集記事を予定中。

前から考えてたけど、そろそろ記事のスケジュールや表現を変化させるべき時かなぁ…。