（G・K・チェスタトン）
この言葉は実に人間心理を捕らえた真理である・・・。
今日は心理学の希少性について書こうと思います。
こちらの記事でも書きましたが私はゴールデンウィーク中に希少な「牛」を飼い（買い）ました。
「え～、ついに酒井は牛を飼い始めたのか！？
牛→乳→ヨーグルトでも販売する気か？？」
実は「牛」とはGatewayというパソコンメーカーのノートパソコンのこと。Gatewayは一時はアメリカ国内のシェアがデルコンピュータとコンパックに次ぐ第３位まで上り詰めたことがあるパソコンメーカー。２０年前頃かな。当時、Gatewayは私のお気に入りのパソコンメーカーでした。
（今は別のパソコンメーカーに買収されています。）
トレードマークに白黒の牛柄模様を採用していたため、Gatewayのパソコンは「牛パソ」と呼ばれ、そのパソコンを購入することを「牛飼い（買い）」と言ったのです。
だから、「私はゴールデンウィーク中に希少な「牛」を飼いました」と書いたのですが・・・。
実は今年に入ってからずっと出張に持ち運べる軽さで、VGA端子付きで、Officeソフトが入っていて、バッテリー駆動時間が長く、メモリの大きなPCを探していたのですがＧＷ直前に
「な～んか、いいPCないかな？」
と思ってネットで検索していたらあるサイトでこのGatewayのパソコンを見つけたのです。
「お～！懐かしい。Gatewayだ！
今でもPCを製造していたのか！」
と思わず嬉しくなりました。
それまではSurfaceやLet’s noteを買おうと思っていたのですが、このGatewayのサイトを目にした瞬間にある理由によって猛烈に欲しくなったのです。その理由とは・・。
サイトにはこう書かれていたのです。
→在庫２台のみ
→配送予定日５月２日
そして、私はこう思ったのです。
「あら～、Gatewayだ。めずらしい！おっ！あと２台だ。」
「えっ！今日申し込めばGW中に届くじゃん」
結局、私はその日のうちにそのGatewayのノートパソコンを注文しました。
さて、この私の購買行動にはどんな心理が働いているか分かりますか？
そうですね。
【希少性の原理】が働いています。
人間は数量が絶対的に不足しているものや、期限を限定されたものにより価値を置く傾向があります。これを【希少性の原理】と言います。
希少性には「数量の限定」や「時間の限定」といった種類があります。
「数に限りがあり、今買わないと手に入らないかもしれない。」
というのが数量の限定。
「期限内に買わないと手に入らないかもしれない。
欲しいタイミングに間に合わないかもしれない。」
というのが時間の限定。
上述のGatewayのパソコンの場合、
「めずらしい」「在庫が２台」が数量の限定。
「今日申し込めばGW中に届く」が時間の限定です。
なぜ、以前から候補になっていたSurfaceやLet’s noteを買わなかったのか？
それはおそらく次のような心理が働いていたからだと思います。
「今日買わなくてもいいさ。
いつでも買えるからもう少し考えよう。」
あなたも買おうと思っている候補商品があったのにそれを買わず、まったく別の商品を買った経験がないでしょうか？
そしてそれは
「限定１０個限り」
「限定レア物」
「先着１０名様限り」
「数に限り有り。売り切れの際はご容赦！」
「○○台の限定販売です。」
「１０日まで開催。お早めに！」
「お申込みは○○月○○日○○時までとさせて頂きます。」
という【希少性の原理】の影響ではないでしょうか。
偽りの希少性はいけませんが、きちんとした根拠があるなら案外こんなことで人の心は影響を受けるものです。
私は
「今日注文しないとGatewayが手に入らないかもしれない。
ＧＷ中に届かないかもしれない。」
と考えたわけですが、手元に届いたGatewayのノートパソコンは軽くて、サクサク動いて、コスパが非常に高く、とても愛着が出てきました。
↓
『何かを愛するには、それを失う可能性を実感すればよい。』
（G・K・チェスタトン）
・・・ネ！実に人間心理を捕らえた言葉でしょ。
PS.
今週末に開催のですが、この価格での実施は今回が最後になるかもしれません。
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▼５月９日（土曜）開催
『酒井とし夫の好運を味方につける９つの方法』
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残席２名です。
