◆失敗談で親近感アップ
「スピーチや会話の中で相手の心をつかみたいなら、まずは失敗談を話すことです。自分を良く見せたいと思ったり、社会的な地位がある程度高かったりするほど、人は自分を完璧に見せたがるものですが、逆に話を聞いているほうは、失敗談をきかされると『この人は、必ずしも100点満点の人ではないんだ』と思い、親近感がわいてきます。」
(「さりげなく人の心をつかむ技術」トーニャ・ライマン著・三笠書房)
私の講演後の懇親会で一番、ウケがいいのは私が講演で「短所が長所・長所が短所~病院のベッドで分かった失敗と成功の要因~」というテーマで話をした時です。
このテーマの前半は私が28歳で独立してからの失敗談の話をず~っとします。
その後、今に至る経緯を話しますが、このテーマで話をすると、懇親会では実に多くの方が名刺交換に来てくださいます。
そして、こう言います。
「よくあれだけ失敗して奥さんは別れなかったね。」
「いや~、奥さんはたいしたもんだ!」
・・・と言いながらビールを注いで頂きます。
みなさん、名刺交換の後には私の失敗談の話を切り出して、その後、カミサンを褒めて、ニコニコしてくれます。
私の講演テーマはどのテーマでお話をしてもウケますが(←自画自賛!?)、参加者の方が懇親会で一番近しく接してくださるのは、やはり失敗談がふんだんに盛り込まれた「短所が長所・長所が短所~病院のベッドで分かった失敗と成功の要因~」です。
冒頭の引用文にもあるように人は失敗談をきかされると親近感がわくのですが、実は心理学の世界には自己開示という概念があります。
これは自分の内面の話や個人的なことを相手に話すとそれによって相手はあなたに親しさを感じ、好意を持ち、友情や愛情を深めることになるというものです。
失敗談などはまさに自分の内面の話や個人的なことの代表的な話題なので、話を聞いた相手は強い親近感を抱くのでしょう。
だから、あなたがどうしてもこの人と仲良くしたい、うまく仕事をしたい、と思う場合には、仕事はきっちりすることはもちろん大切なのですが、ちょっとくだけた席では自分の失敗談を話すと良いですね。
「昔、私はこんな大失敗をやらかしましてね・・・。」
「私は堅物に見られがちなのですが実は案外おっちょこちょいで・・・。」
お笑い芸人さんは「笑いのねた」をいくつも持っていますが、商売人は「失敗談のねた」もいくつか考えておくと良いでしょう。
あなたの失敗談が相手との距離をぐっと縮まるはずです。
(ただし、仕事の失敗談はだめですよ。「この人と仕事をして大丈夫だろうか?」と思われてしまいますからね。)
PS.
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