あなたも私も悩みのある甘えん坊／商売心理学　集客と広告と売上アップのコツ

こんばんは、酒井とし夫です。
前回は「アメブロ用リツイートボタンを簡単に作成」のお話でした。
今回は「あなたも私も悩みのある甘えん坊」というお話。

◆悩みのある甘えん坊。

「僕は常に、人間の原理原則は『なまけん坊』『わすれん坊』『さみしん坊』だと思っています。」
（「賢者の選択　起業家たち　勇気と決断」矢動丸プロジェクト　日経ビジネス文庫　175ページ）

私はある日、ある所で、一人でカウンターで飲んでいました。
お店の常連のお客さんと話ながらビールや熱燗をグビグビ・チビチビと飲んでいました。

いつも強気のコンビニの社長がめずらしく、弱音を吐いています。
その隣のいつもノー天気に見えるバイク大好きＹさんまで今日は愚痴をこぼしています。

「へえ～、みんな見た目では分からないけど心の中ではこんなことを考えているのか・・・。」
などとと思いながら、私も徐々に酔っ払ってしまいました。

夜中に家に帰ってきて、ふと頭をよぎったことを忘れないようにとコピー用紙の裏にメモを書きました。それがこれ。↓

『人というものは
皆　悩みがあり
さびしくある。
そしてなまけもので
自尊心が強く、甘えん坊である。』

◆甘えん坊のＷ子ちゃん。

高校の同級生にＷ子ちゃんという女の子がいました。
Ｗ子ちゃんは頭が良くて、人当りが良くて、しかも元気。
三日月のような目でいつもニコニコしていました。

ある日、親友の武ちゃんが私の下宿に遊びにきました。
そして武ちゃんはこう言いました。
「実はオレＷ子と中学校の時から付き合っているんだ。」

「でぇ～～～っ！！」
私はビックリしました。だって、教室ではそんなそぶりが全く見えなかったから。

そして、武ちゃんはさらにこう言いました。
「Ｗ子ってもの凄く悩みやすくて、傷つきやすくて、甘えん坊なんだ。」

「どええ～～～～～～！！！！ええ～っ？？？」
私は超～ビックリ！！しました。

だって、Ｗ子ちゃんって頭が良くて、人当りが良くて、しかも元気で、三日月のような目でいつもニコニコしてたんですから。

その時に人生で初めてこう思いました。
↓
『人って表面的には分からんもんだなあ。』

◆あなたも私も、そしてお客さんも悩みのある甘えん坊。

人間、大人になっても誰しも悩みがあります。

そして、大人になっても誰でも一人はさみしい。
しかも、プライドは大人になればなるほど高くなる。
心の奥では誰かにすがりたい、甘えたい気持ちもある。
でも、大人になればなるほどそれはできない・・。

でも、あなたの商売のお客さんも皆悩みがあり、淋しがり屋で、そして、なまけもので、自尊心が強く、甘えん坊です。

だから、あなたやあなたの会社、お店は・・・

その悩みを癒してあげる。
その淋しさを埋めてあげる。
その怠け心に応えてあげる。
その自尊心を満たしてあげる。
その甘えたい気持ちを受け入れてあげる。

すると、喜ばれて、感謝される、商売ができる。

『人というものは
皆　悩みがあり
さびしくある。
そしてなまけもので
自尊心が強く、甘えん坊である。』

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講師：酒井とし夫

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