ええ、忘れましょう。
僕は遠藤の顔が大好きです。
ということで、ビルコムのCEO・太田さんのブログで面白いことが書いてあったので、
ちょっと紹介。
『インブラアウトの法則。』
http://www.bil.jp/ceo_blog/archives/2007/post_20070722.html
氏曰く、
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何かをインプットし、ブラックボックス内で処理した後、
アウトプットする。アウトプットしたものがクチコミを生む。
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というか、何でも法則化しようとするマインドは見習いたい。
法則化しようとするとどうしても本質を見なければならないからね。
法則化=本質化。
太田氏は顔チェキなんかを例に挙げてるけど、
確かに何かを(顔写真)をインプットして、
ブラックボックスに預けて(写真を顔チェキに送って)、
アウトプットされるもの(診断結果)系のものはけっこう今来ているものが多い。
脳内メーカーとか成分分析とかも同じノリ。
なるほど、確かにインブラアウトはスキームとして必要かもしれない。
でも僕がそれ以上気になるのは、
やはりインプットしたときとアウトプットされたときのユーザーの心理状況。
やはりそこにサプライズがないと、ここまでは流行らないでしょうね。
ある意味でブラックボックスがインとアウトのギャップマネジメントをしている。
ここで思い出したのが、
ココ数ヶ月間のなかでは一番の良書だと思うこの本に書かれていた、
- Webキャンペーンのしかけ方。 広告のプロたちがつくる“つぎのネット広告”/渡辺 英輝
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「人間についての10の仮説」というもの。
バシュッと引用すると以下のような感じ(詳細は読んでください)。
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「人間についての10の仮説」
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①人間は、美しいものが好きだ
②人間は、新しいものが好きだ
③人間は、人に伝えたがる
④人間は、おだてられるのが好きだ
⑤人間は、面倒なことが嫌いだ
⑥人間は、あきやすい
⑦人間は、笑いたい
⑧人間は、他人の意見が気になる
⑨人間は、隠されたものを見つけたがる
⑩そして人間は、心を動かされたい
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どうでしょう?
顔チェキなんかは、
イン⇒ブラックボックス⇒アウトの間に、
上記の法則のほとんどが適用されているような気がする。
ということで、インブラアウトの法則。
イン⇒ブラックボックス⇒アウトというバイラルスキームと、
その間に如何に「10の仮説」を盛り込み、ギャップマネジメントできるか。
この点突き詰めていくと、バイラルプロモーションのブースターになるかもしれませんね。
太田さん、非常に参考になりました。ありがとうございます。