万葉集 舒明天皇の御製 | 幸福を実現するブログ

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万葉集の歌に私の好きな歌があります。

舒明天皇の御製です。

御製とは、「天皇がお作りになった詩文や和歌」のことをいいます。

紹介します。

『大和には 群山(むらやま)あれど

とりよろふ

天(あめ)の香久山(かぐやま) 登り立ち

国見(くにみ)をすれば

国原(くにはら)は

煙(けぶり)立ち立つ

海原は 鴎(かまめ)立ち立つ

うまし国そ 蜻蛉島(あきづしま)

大和の国は』


意味は、

「大和には多くの山があるけれど、

中でも特によい香久山に登って国を見れば、

陸地には民のかまどに煙が立って景気がいい。

埴安(はにやす)の池など、

水のたっぷりあるところにはカモメがいっぱいだ。

いい国だなあ、

このすばらしい大和の国は。」


素晴らしい御製だなと思います。

これを言霊と言いますし、祈りともいいます。

よく渡部昇一先生が紹介している歌ですね。

日本は、和歌の前では平等でした。

素晴らしい和歌を作れば、天皇の和歌と同列に唄われるのです。

日本は、言霊の咲きわう素晴らしい国です。

言葉には、霊魂が宿って、良い言葉を発すれば、いいことが起き、悪いことを発すれば、悪いことが起きると日本は、昔から信じられています。

日本は、本当に素晴らしい国ですね。


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