花はそこに | 足るを知らない酔っぱらいの詩

花はそこに

足るを知らない酔っぱらいの歌-2009051617320001.jpg

種は落ち、土にまみれ
真っ白な雪に眠り

春の雨と日にあやされ
根を伸ばし、葉を広げ

柔らかな身体は細く
そこに宿る命健気

誰が見ても、見なくても
可愛く美しく

ただそこにある花

慈しみたい心



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