番傘って言葉を使った詩をいくつか書いていたためか、アクセス解析を見ると「番傘 手入れ」で検索された跡がこの半年ほど断続的に続いています。
ならばいっそ…ということで、番傘の手入れについて簡単にまとめました。
番傘の手入れ
基本→持ち手を下に!
1,閉じた番傘は持ち手を下にして持ち歩きます。傘の柄を持って歩くと傘が自然に開いてしまいます。
2,傘立てや戸口に立てるときも持ち手を下にして立てかけます。傘の先を下にして立てかけると知らぬ間に広がっていたり、突起物に触れて破れたりします
3,雨に濡れたあとも持ち手を下にして半開きで陰干しします。濡れた傘の先を下にすると、雨水が先端に溜まり、腐ったりかびたりします。
4,保管するときも持ち手を下にして少し開いた状態で立てて保管します。縛って保管したり完全に閉じた状態で保管すると紙が張り付いてしまい、次に開くときに破れたりします。また、完全に開いた状態で乾かしたり保管したりすると、次に閉じたときに紙がだらしなく飛び出してしまい、場合によっては割れたようになって紙が破れます。
先端部の皮紐→慎重に
○ 外出先でちょっと置いたり、保管したり、雨を乾かしたりするときに先端部の革紐で吊すと便利で良いのですが、繰り返すと先端部の金属の縁で革紐が切れてしまいます。ここぞという場面以外は持ち手を下にして立てかけた方が無難でしょう。
防水→アマニ油
○ 番傘の防水は紙にアマニ油を塗ったものです。これはかなり匂います。しかも、あまり良い匂いとは言えません。防水性が落ちてきたらアマニ油を塗るのが基本ですが、ひどい状態でなければ市販の防水スプレーを利用する方法もあります。ほのかに匂いの残ってるくらいに防水スプレーを使用した方が、経験上長持ちするような気がします。
破れたら→和紙を貼る
○ 紙ですから破れます。破れたら和紙を貼り油を塗ります。なかなかつかない時は、乾燥するとビニールのようになる接着剤がありますのでそれを利用することもできます。
以上、自分の経験をもとに書きましたので、読まれた方はあくまで自己責任でお手入れなさってください。ちなみに、蛇の目傘は番傘と手入れ方法が違いますので注意してください。