アメリカではウォルマート限定の、
ハスブロ社ヒーローシリーズ ミレニアム・ファルコン
サイズもプロポーションもディテールも、
最後発の強みでサイコー。
ただしフィギュアとの連携もなし。
可動部もなければ、
ところどころ大胆に、立体化が放棄されてもいる。
腕に覚えのあるモデラーがディテールアップすれば、
『帝国』(1980)に使用された、
スタジオモデル(特撮用ミニチュア)に匹敵させることもできなくはないが、
個人制作の一品に限定されることになる。
これまでは。
2015年、家庭用3Dプリンタの普及で、
その条件が変わった。
2015/01/05 に公開
自らを「ブリティッシュ」ではなく「イングリッシュマン」と名乗る、
モデラーのイアン・ローレンス氏が、
↑ローレンス氏は造形だけでなく、塗装にも精通!
3Dプリンタで、
ファルコンの
●コクピットブロック(一部をプラ板で補修)
●船体外周のサイドパネル(実物のディテールはこちらで)
●バックパネルの円形グリル
——を打ち出し、
このやり方を船体各部にくまなく広げる予定、
とのこと。
パーソナル3Dプリンタ ダヴィンチ da Vinci 1.0(一色印刷)
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XYZprinting
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データさえあれば、
同じ部品はいくらでも打ち出せるから、
これでディテールアップパーツのメイカーになることだって、
(版権問題を別にして)技術的には可能。
実際にローレンス氏も、将来はパーツ一式を販売したい意向。
同じやり方を応用すれば、
ワンフェスの個人ディーラーだって、
ゴム型代や樹脂代を節約でき、
同一製品を永遠に販売可能になる。
すごい時代になりました!
週刊パーツ付き組み立てマガジン マイ3Dプリンター 2015年 1/0号 [分冊百科]
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デアゴスティーニ・ジャパン (2015-01-05)