*「よげんの書」つながり。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-sho](https://stat.ameba.jp/user_images/20110323/10/addicto/71/92/j/t02200286_0225029311120752649.jpg?caw=800)
こちら。
計画停電は、計画倒れに終わりましたが……。
東電は過去に、原発専門家を社内から追放していて、原子炉のことがわかる幹部がいないらしい。
外国人記者向けの会見が中止になったそうだが、満足に質問に答えられるわけないって!
反対に、これまでの要領を得ないしどろもどろから、
いきなりハキハキ対応できる会見に転じたら、かえって頭に来るよ。
窒素注入っていう、東電で初めての未然に事故を防ぐ対策だって、アメリカに教えてもらってたんだし。
アメリカっていえば、米軍がロボット貸し出してくれるそうだけど、
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ここ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110409/13/addicto/16/56/j/t02200249_0354040111155338953.jpg?caw=800)
『スター・ウォーズ』(1977)の昔から、アメリカ人が現実にロボットとして考えるのは、
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-とれっど](https://stat.ameba.jp/user_images/20110409/14/addicto/cf/5e/j/t02200137_0394024511155351965.jpg?caw=800)
↑WED トレッドウェル・リペア(修理)ドロイド。
左がWED-15。右が同WED-15セプトイド(7本腕)型。
どちらもジョン・バリーのデザイン。
キャタピラの上に棒状の胴体、てっぺんにカメラの頭部。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ゆゆゆ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110409/14/addicto/d9/b6/j/t02200153_0570039711155357202.jpg?caw=800)
↑(左)トレッドウェル・ドロイドが深層意識にあったと思われる、シド・ミードがデザインした、『ショート・サーキット』(1986)のジョニー5。
(右)そしてジョニー5が深層心理にあったと思しき、『ウォーリー』(2008) の、ウォーリー。デザインはジェイ・シュースター。
必要に応じて、マニュピレーターのアームという考えは、変わらないんだね。
というわけで、トレッドウェル(1977)は、米軍ロボット(2008年までには完成?)の「よげんの書」だった。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ひっき](https://stat.ameba.jp/user_images/20110409/20/addicto/fc/cf/j/t02200113_0475024511156030093.jpg?caw=800)
一方でキャタピラロボには、ガタイが良くて、大型の流れもあって、
↓ここまで来ちゃうと、
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-kocchi](https://stat.ameba.jp/user_images/20110410/12/addicto/d0/55/j/t02200059_0800021611157292401.jpg?caw=800)
↑左から『ターミネーター3』(2003)のT-1。実際に精巧なロボットが、1台あたり1700万円を投じて、合計3台制作された。
中央はその発展武装型の『ターミネーター4』(2009)登場のT-1タイプ。
↓お台場に来たヤツですね。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-みねた](https://stat.ameba.jp/user_images/20110410/11/addicto/7d/f9/j/t02200165_0640048011157244511.jpg?caw=800)
右は、時系列的には最後の出番だが、劇中登場は一番早い、『ターミネーター』(1984)『ターミネーター2』(1991)のハンターキラータンク。
基本デザインは、あっとびっくり、監督のジェームズ・キャメロン本人。
↓上が1作目用にキャメロン自身が描いたもの。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-よこたんく](https://stat.ameba.jp/user_images/20110410/12/addicto/ef/66/j/t02200277_0411051811157298363.jpg?caw=800)
↑下は『T2』用に、別スタッフ(おそらくスタン・ウィンストン・スタジオの誰か)が描き直したもの。
ガンタンクと大差ないけど。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-TANNKU](https://stat.ameba.jp/user_images/20110409/14/addicto/26/4c/j/t02200090_0800032711155420022.jpg?caw=800)
↑左から、RX-75ガンタンク(『機動戦士ガンダム』1979)/RX-75量産型(OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』1996~99)/RMV-1ガンタンクⅡ(メディアミックス企画『MSV』・1981~85)『機動戦士Zガンダム』(1985~86)
これらは、フランスが支援を申し出ている=2011年4月6日19時40分 読売新聞、(そしてクソ東電が、エラソーに拒否ってるとも報じられた=2011年3月29日11時41分 読売新聞)特殊車両ロボに近い。
![作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ichi](https://stat.ameba.jp/user_images/20110409/17/addicto/3e/1c/j/t02200147_0800053411155753379.jpg?caw=800)
![作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ni](https://stat.ameba.jp/user_images/20110409/17/addicto/08/6d/j/t02200146_0800053211155753382.jpg?caw=800)
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-しゃりょう3](https://stat.ameba.jp/user_images/20110410/13/addicto/2c/04/j/t02200158_0500035811157397931.jpg?caw=800)
![作家集団Addictoe オフィシャルブログ-sann](https://stat.ameba.jp/user_images/20110409/17/addicto/a0/ab/j/t02200146_0800053211155753380.jpg?caw=800)
というわけで、フランスロボット車両の「よげんの書」は、『ターミネーター』シリーズのHKタンク(初出は1984年)で、
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-たんくす](https://stat.ameba.jp/user_images/20110409/20/addicto/91/27/j/t02200060_0800021711156066255.jpg?caw=800)
そのHKタンクの「よげんの書」は、ガンタンク(1979)だった。
しかしこれらはことごとく、日本人がロボットと考える人型とは、ほど遠い。
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-あとてつ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110410/13/addicto/5f/b1/j/t02200107_0800039011157409210.jpg?caw=800)
↑左から『鉄腕アトム』(アニメは1963年1月1日-1966年12月31日。全193話)/『鉄人28号』(アニメは1963年10月20日-1966年5月25日。全97話)/『マジンガーZ』(アニメは11972年12月3日-1974年9月1日。全92話)
そんなこんなで、日本人なら、みんな当然考える。
ホンダのアシモ君とか、使えないの?
![$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-あしも](https://stat.ameba.jp/user_images/20110409/13/addicto/77/65/j/t02200165_0640048111155265372.jpg?caw=800)
答えはこちら。
以下転載。
HondaのASIMOは、将来人の役に立つべく開発をして参りましたが、残念ながら現状では、ご要望をいただいた様なことができる技術には至っておりません。何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
……どう考えても、質問や要請にまともに答える気がなく、慇懃無礼にあしらってるよね。
おそらくホンダの本音は、
「おいおい、夢のある楽しいロボットに、厳しい現実を押しつけんなよ~」
とか、
「観測史上最大の地震と津波で起こっただけで、今後起きるわけない原発事故のため(=出番の見込めない用途)になんか、我が社のかわいいアシモを対応させるつもりはないよ」
ってことなんだろうが、
だけどこの期に及んで、ダンスやサッカーができるだけの、ゴミみたいなロボット開発して、なんの意味があるのかね?
そんなユルユルな開発気運だから、
↓こんなズッコケな事態になる!
本当は別の「よげんの書」について書くはずが、すっかり別の話になってしまいましたとさ。