今そこにある危機・事実の記録 | アディクトリポート

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今回は(昨日の「ポポポポ~ン!」とは打って変わって)まじめで深刻な話で、かなり長い(※ケータイ閲覧には向きません)ですが、私の貴重なブログを、この件で何日もムダにしたくもありませんので、どうかお読み通しいただけますように。

エピソード1:群れ集う意識

私は元、スター・ウォーズ(以下SW)の専門家で、ある団体とは敵対関係にありました(笑)。

その前段があって、その団体の一人がSW映画最終作の字幕をDVD用に修正した際に、映画雑誌に否定的なコメントを書いた時に、当然私のやることは何もかも気にくわないその団体からは、大きな反発を喰らいました。

いわく、
「ひどい字幕を、まともなものにする市民運動が実を結んだのに、なんでお前はそういう偉業に水を差すようなことを言うんだ?」
「どうせ自分が関われなかったことの、やっかみなんだろ」
と。

情報を受けるだけの立場に身を置く庶民と、公に情報を送り出す側の意識は異なってしかるべきですが、それまで庶民だった人が送り出し側に回った直後は、そういうことには気づけません。

駆け出しの頃(1990年頃)の自分も、まったくそういう意識には気づけませんでした。

ですので、庶民の立場にとどまったままの人たちが、そういう反発をするのは理解できるとして、その意見が妥当かどうかはまた、別の問題です。

また字幕監修にあたられた方は、元の字幕を厳しく批判して修正にあたる任に就かれた以上、自分の直した字幕もまた、世間の厳しい批判の目にさらされると言う、当然の可能性を覚悟して仕事にあたるべきです。

ところが、そこがスッポリ抜け落ちている。

逆に、その任についたところで意識が勝利宣言してしまい、「監修という地位を授かった時点で、まともな判断ができてる証なんだから(そうか?)、どのように直しても、批判されるにあたらぬ、素晴らしい字幕に決まってる(そうか?)」と考えておられたようです。

もちろん最初の字幕がアレでしたから、きちんと直っているところもたくさんありましたが、些末な枝葉にこだわり、今風にいえば「そこかよっ!」とツッコミを入れたくなるような、いびつな字幕で、とうていプロの仕事とは呼べませんでした。

致命的なのは、翻訳者の視点が、決定的に欠けていることでしたね。

予備の仕事として旧三部作の字幕修正があり、こちらは若干関わったのですが、この人の監修作業(笑)は、May the Force be with you.は、話者が誰であっても、ことごとく「フォースが共にあらんことを」に統一されていました。

………。

同じ英語のセリフでも、話者が男性か女性か、状況に応じて、対応する日本語が変わるのが翻訳というものです。

そもそも、そんな基本もわかっていないシロウトが、どうして監修にあたれたりしたのでしょうか?
私は今でも、自分は通訳や翻訳家でもあると自負しているので、釈然としない思いが残ります。

監修にあたった当人やその仲間が溜飲を下げても、それを商品として購入する人は、とばっちりじゃないのか?
わざわざお金を払って、そんな字幕を押しつけられるのって、消費者の不利益じゃないの?

だって監修者はプロの翻訳家じゃないんだから当然、まともな翻訳になんか、まるでなってないんだよ。
そんな人が監修者になれた理由はただ一つ。「政治」ですよね。

私の修正字幕への意見はだから、純粋に翻訳家の立場からであり、したがって当然、「自分が関われないやっかみ」とか、「仲間を応援する、しない」という、不健全な集団意識とは関係ない視点からのもので、記事は具体的にテクニカルなことだけを指摘したものです。

エピソード2:コミュ荒らし

さて話はかわって、2008年頃に、新しい人と、またSWがらみで知り合いました。
ミクシィにファインモールドのファルコンを電飾し、自身で撮影した画像を紹介して、絶賛された人です。仮にX氏としておきましょう。

私も照明を落とし気味のその画像からは出来がよいと判断し、上から目線で「褒めてつかわした(笑)」のを覚えています。

2008年には幕張でSW大会があり、X氏は展示ブースを確保して自分の作品を展示し、その場で初めてお会いしました。

X氏のファルコンは、なにせ元キットができのよいファインモールドですし、全体の色調を統一した塗装もなかなかのものでしたが、ベースの作りは雑で、フロアパネルは波打っているし、同時に持ち寄ったスター・デストロイヤーのキット改造作例の方は、ブリッジ(艦橋)のパーツがひんまがって強引に接着され、隙間から光が漏れ、ピンバイス(ミニドリル)で開けた穴はランダムで、とにかく「雑で乱暴」でした。

模型制作とは、「精密」や「緻密」が信条の世界だと信じて疑わなかった私は、けっこう絶句してしまったのを覚えています。

さて、このイベントがきっかけで、彼はテレビや新聞でも取り上げられるようになり、当然増長が始まります。

色々ありましたが、私がありがたくも業界の端くれに身を置いていた縁でつながっていた、模型とは別分野のマイミクの方々とも、どんどんマイミク率を上げているのにはオドロキでした。

彼の増長がもたらした最初の事件は、コミュニティ荒らしでした。
ファンが大切にしているところに、ズカズカと上がり込むように、無責任な暴言を吐いていく。
当然、反発とヒンシュクを買いまくりです。

あまりにひどいので、管理人さんが監視団を編成しようと動き、自警団やチクリ屋になれると喜んだ庶民のお調子者たちが、「私でお役に立てれば」と名乗りをあげたので、「おいおい、その流れは違うんじゃないか」と釘を刺しました。

庶民からは、「呼びかけに応じただけの自分たちが、なんで批判されなあかんの?」と抗議を受けましたが、「あなた方は、思わず手にできると思った権力に、惑わされただけではありませんか?」と指摘したら、反論はありませんでした。

そもそもコミュニティとは「荒れる」もの。
荒れるたびに、「管理人さん、なんとかしてください」じゃ、管理人さんは体がいくつあっても足りません。
ですので、「当事者同士で解決しましょう」という一文を提案し、それが管理人さんの小変更を受けて、今も掲載されています。

そしたら火ダネの本人のX氏が、自警団の動きを牽制した私の一文を目に止めて、「さすがですね、マスター」
……お前の火消しに回ってんだよ!

最初にこの男のアブナさを感じたのは、思えばこの時でしたか。
呆れかえって、なんの返事もしなかったのを覚えています。

エピソード3:自薦のみ、他薦ゼロ

で、次に大きかった事件は、模型誌に掲載されたX氏の作例が、パーティングライン(パーツの分割線、合わせ目)を修正するという、プロのモデラーなら当然すべき処理を怠っており、、やむをえず雑誌側の判断で、照明効果や色調を強引に変更してアラを隠して掲載され、それが彼の知りあいA氏のブログで指摘された時でした。

X氏はアジリます。
「ショックだ。A氏は友人だと思っていたのに」
=自分がどれほどお粗末な作例を納品しても、友人なら見過ごすのが友情、ということ?
「彼もモデラーだが、雑誌に載ったことはない」
=妬みや、やっかみから、こういう指摘をしたと思っているわけ?

卑怯者によくある屁理屈に、
自分のやったひどいことは棚に上げて、「それを指摘する人の言い方やあげつらい方がひどすぎる」と責任転嫁する
という姑息なものがあり、自分のやっていることがやましい人ほど、それがバレた時の開き直りの手段として、このやり方をはじめから準備しておき、反論の常套手段として用います。

思えば、冒頭に上げた、「私と敵対するイデオロギー」も、同じ開き直りの姑息な手段をよく使っていました。

今回の話題の主のX氏が、自分の責任転嫁に気づいていたかはわかりませんが(今はわかっていますが)、私としては作例の稚拙さを指摘したA氏の意見にこそ賛同したので、これを機にA氏とは連絡を取り、今では互いに本音で語り合える間柄になっています。

まあそれも、X氏にとってはショックな裏切りかもしれませんけど、もう彼の気持ちや意見なんて、どうでもいいです。

X氏は40代半ば、世代的にはモロにガンプラ世代ですが、プロモデラーでない一般市民でも、インドア派の男の子として80年代を過ごしていたら当然心得ているであろう、パーツの合わせ目消しの方法を知らない。
彼はガンプラブーム、模型ブームの時に何をしていて、そんな門外漢が、どこでどう間違って、SWが終わった後で、SWの模型界に迷い込んできてしまったのか?
(=ピントとタイミングをはずしまくっている、という意味です)

すると彼は、こう「うそぶき」ます。
「自分の師匠は、ブログモデラーの○○氏で(本人の名誉のためにも、あえて名を秘す)、そのサイトではパーツの合わせ目消しについての言及がなかった」と、まるで自分が模型技法に疎(うと)いのは、そのブログモデラー○○氏のせいだと受け取られかねない、非常識な言い訳をします。

話が前後しますが、X氏の問題は、「額面に偽りあり」が多すぎることにもあります。

パーツの合わせ目を消さない、お粗末な作例が掲載された時も、
「△△誌(雑誌の名誉のためにも、あえて名を秘す)に作例が掲載されました!」
とか、
「ILMのローン・ピーターソン氏から、作品にサインをもらいました!」
とか、
「自分の作品が、ルーカスフィルムに収められることに!」
とかまびすしく宣伝されることがしょっちゅうですが、どれもことごとく、自分から申し出てのことでしかなく、相手からオファーされたわけではないのです。

もちろん、「ゲイリー・カーツの方から、自分のブースにやって来た」とか、ごくごくごくごくごくごくたまに、相手からのアプローチも皆無ではないですが、「看板に偽りあり」の全体像は変わりません。

エピソード3:トラブル続出

次は2010年です。
増長が止まらないX氏は、引き続き模型イベントにまつわる言動で、良識ある方々のヒンシュクを買いまくります。

彼にものすごい剣幕で問い詰めているカキコミを偶然見かけ、その方(B氏)と連絡を取ると、
*イベント運営に因縁をつけ、
*会場で他者の作例を壊す
等々、X氏としては、あっても不思議のないことを、しょうこりもなく続けています。

B氏は連絡の最後に、「伝え聞くところによると、あいつをこの世界(模型界)に導いたのはあんただそうだから、どうにか手綱を握ってはもらえないか」と苦言をやんわりと呈されました。

まあ遠目には、そう見られてもしかたないし、さすがに事態の暴走ぶりに、傍観を決め込むわけにもいかず、X氏に電話しました。

私はこれまでの経緯まで含めて、
*模型とは無関係なところにまで、人脈や無責任な言動を拡大していると言うことは、結局キミにとって、模型っていうのは、社会進出や発言権を増やすための道具だったわけ?
*キミの迂闊で浅はかな発言は、そのジャンルを大切に考えて真剣に取り組んでいる人の神経を逆なでするんだよ。
*一度発言や行動で失敗したら、その考えを改めない限り、同じ失敗をくり返し続けるとは思わない?
どうして同じ失敗を平気でくり返し、しかも次第にその失敗の規模を増すことを何とも思わないでいられるのか?
*どうもこれまでのトラブル続きから判断するに、新たに手を広げた分野だけじゃなく、それ以前からあった自分の足下の部分、つまり、家族とか仕事についても、どうせ同じように、トラブルを起こし続けてるんじゃないの?
----と、かなり辛辣なことまで、言わざるを得ませんでした。

しかし、彼は、言われて当然な自分の過ちを反省するより、相手の指摘を聞き続けることの苦痛から逃れたいという意識の方が優先してしまうのです。

そのため途中でこちらの話を遮り、「わかりました。発言は控えます」と、軽々しく自粛宣言を口にします。

解せないのは、これまで誰もX氏の方に、「発言を控えるように」と提言したことがないのに、いやあったかも知れませんが、勝手に自粛期間を決めて、勝手に頃合いを見計らって復活して、またトラブルを起こす繰り返しなところです。

発言しないとなったら、「永遠に」のはずなのに。

なぜなら彼は、自分の無責任な発言と行動に社会的責任を負いきれない、思想的禁治産者(※彼のための造語です)なんだから。

それから、相手からの怒りや糾弾の出発点はX氏本人なのに、無責任な自分の破壊的言動には大胆不敵なくせに、それに対する抗議の正論にはメチャメチャ臆病で、いともたやすく、耳と心を閉ざしてしまう。

B氏の抗議にも、「脅迫まがいなので、事務局に報告しておいた」と、まるで自分が被害者気取りです。

夏にはフロリダのSW大会に行き、別件で同じ会場に居合わせた私は、いきがかり上、彼の模型展示の三交代要員の一人として機能しました。

なので、現地滞在中に、ざっくばらんに話しましたよ。

「神との対話」と言う本で、
*命は生まれ変わりをくり返し、次第に虫から動物、ついにはヒトと、命のステイタスが上がっていく。
*その逆に、生まれ変わってステイタスが下がる、つまりヒトから虫に降格する、なんてことはあり得ない。
*よく、当然人間として落ち着きとカンロクが期待される年齢に達しながらも、まったくその域にないヒトを見かけるが、これは動物から生まれ変わった人間1年生で、人間界の何もかもが物珍しくて、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ、落ち着きなく過ごしてるうちに、一生(人間としての1サイクル目)が終わっちゃう
----という本を読んでいて、それがそっくりX氏にあてはまるので、この前段を解説してから、「キミって、前世はタヌキかなんかじゃなかったの?」と言ったら、すっかり憮然としてしまい、
「タケダさんこそ、前世はタヌキだったんじゃないかと、ボクは思っちゃいますけどね」

……。

「ダメだこりゃ。やっぱこいつ、前世は動物だわ」
と思わされたのは、いうまでもありません(笑)。

で、帰国して、私の旅費を出してくれた支援団体に報告会の席上で、はからずもX氏の名前が出ると、メンバーの顔が一斉に曇るんですよ。

いわく、X氏はブログやミクシィで自作の画像を公開するから、「いいですね」とうかつにコメントすると、「お一つ作りますよ」といって、送りつけてくる。
たいてい実物を見ると、ガッカリするらしい。
ガンプラ世代は一様にこう考えるみたいですよ。
「これなら、オレの方がよっぽど達者に作れるよ」

で、「タダじゃ悪いから」と、いくばくかのお礼金を払うことを申し出るやたちまち、「では」と法外な値段を提示してくる。

みんな呆れて、その1回きりでつきあいは断たれたと聞きました。
そういうX氏と、フロリダで共にいたのに、それについて何も手を打たなかった自分にも、当然疑問を感じましたよ。
知らなかったから手の打ちようがなかったけど、だったら今、何もしないで済ませるのかって。

たまたまの私の知りあいってだけで、こんなに被害者がいる。
ということは、私のあずかり知らないところで、迷惑してる人もたくさんいるってことですよね?

エピソード4:まとめ

そして今年、2011年。

深刻かつ重大なトラブルが、新たに発生しかけていました。

これまでの笑い話レベルでなく、より多くの人に、広範で深刻な迷惑や損害がのしかかるトラブルが。

さすがに放置できず、事前に食い止めなければなりません。

ですから緊急で、X氏へ連絡する手立てを、懸命に取りました。

しかし内容が内容だけに、X氏への断固たる戒めの姿勢を示さねばならず、私もさすがにケンカ腰です。

するとチキンなX氏はすっかり心を閉ざしてしまい、メールに返答もなく、電話にも応答せず。

その一方で呑気に、4/1に、「2011年度、あけおめ」とか、緊急事態を自覚してない、ふざけたメッセージを垂れ流している。

これが私の苛立ちと焦り、怒りを焚きつけました。

と思ったら、その日の夕方、ミクシィの友人限定日記で、
*自分がしようとしていることを、前からの知りあいから批判されて、かなり凹んだ。
(「身にしみた」のではなく、「ヘコんだ」、つまり「いわれたことに傷ついた」可哀相な自分=ボクは被害者を演出していて、私の批判にはまるで納得していないことに注目)
*前にやらかしてしまった、X氏自身の至らぬ点は反省し、今はこの「善意の自発的行為」に専念したいので、この日記にはコメントしない=しばらく自分の殻に引きこもる。これも彼の常套手段
と書いてます。

で、緊急事態だから、「ざけんな、テメエ。緊急事態だからブログで実名で告発するぞ、オラァ!」と書いたら、
案の定、こうした事情を全くあずかり知らない、彼の頼もしきご友人の方々が、「誹謗中傷、名誉毀損にもほどがある」「反省したうえでのX氏の善意を、誰であろうと批判する権利があるのか」と、まさに彼の狙い通りに動いてくれる。

いやいやいやいや!

そこで、これはやむなしと、こうして告発ブログを書いてたんですが……
彼の勝手な思い込みと思惑はともかく、最悪の事態は回避されることを知りました。

なんですが、だからといって、この公開を取りやめるのもどうかなあと。

もっとうんと前に、やっておくべきだったことを先延ばしにしていたのを、深く悔いる気持ちもありますし。


行使しても自分では責任を負いきれない、放射性物質なみにキケンで破壊力バツグンの、彼の社会的発言力と行動を封じ込める必要は、消え去ったわけではないので。

彼はいってみれば、幼稚で社会性の欠落した、異常者=社会的非適格者です。

いちじるしく社会的正常性を欠き、しかも自己改善能力を持ち合わせておらず、他罰的で被害妄想な傾向に歯止めがかからず、改善の見込みはありません。

そういう彼が自分の判断のままに行動しても、本人だけが満足するばかりで、周りには迷惑がかかるだけです。

事実誤認こそが、自分の存在意義だなんて、悲しすぎるし、危険すぎます。

賢明な判断のできる方なら、距離を置かれることをオススメします。

ここまでの事例から判断して、思想信条の自由があっても、明らかに間違っている社会的な意見表明は、その表明の場を与えるべきではないと判断します。

世の中には、聞き届けてあげても、本人のためにもならなければ、他の誰のためにもならない、狂った意見や考えもあります。

モンスターペアレンツの言い分を聞いてあげても百害あって一利なしなのと同様に、モンスターシティズン(市民)の危険な動向は、今後も注意深く身守り、いざとなったら彼に近しい方々には避難勧告も辞さない構えが必要だと悟りました。

遅きに失したにせよ、やらないよりはいいと判断し、また今回やらなくてもいずれやらねばならない時が来るのも明白なため、ここに書き記すことといたします。

とはいえ、今回は未遂で済んだため、実名の公表だけは控えることにいたします。

お読みになって不快な気分になられた方(たぶん一人しか思い当たりませんが)には、このような緊急事態ゆえ、なにとぞご理解いただけますように。

長文まとまりませず、お読みづらい部分はご容赦ください。