成長 | アドブレイブ山本 広告や通販の四方山ブログ

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社会人として、経営者として、更なる成長を目指さなければいけない私です。






自分が過去を振り返り、「明確に成長した実感」を何回か感じた事があります。




社会人として一番最初に「ここが自分の成長のポイントの一つだった」と思った事を書きます。




少しレベルが低い話ですが・・・






2社目の会社でフリーペーパーの立ち上げに参画し、日々営業をしていました。




当時の営業は私含めて3人。




私は当時、営業経験が浅い、一番若い、営業成績もイマイチな人間でした。




先輩営業マン2人はとにかく売る!




営業に関しては本当に先輩2人には勉強させてもらいました。






私も少しづつ売り上げ数字が上がって来ましたが、当分追いつきそうもありません。




そのフリーペーパー
は、“地域をセグメントして、ポスティングで届ける”




という当時としては珍しく、コストがかかる方法で配布していました。




このポスティング計画が毎月大変でした。




先輩営業マンは営業オンリーに特化していて、自然と“雑用は私”的な雰囲気でした。




他にも細々とした仕事を指揮し実行する役目はなんとなく私になりました。




営業数字が思うように上がらなかった私は、営業を頑張り、雑用も全て引き受け・・・




毎日何とか終電には間に合うといった生活でした。




(広告関係は全体的に遅いですが・・・)




そんな状況に特に疑問を持ちませんでした。






しかし営業数字が次第に上がってくると、「なんで俺だけ雑用しなければいけないんだ」




と思うようになって来ました。




営業に特化してスケジュールを組んでいる先輩2人と比べ、明らかに時間を拘束される仕事が多い。




当時の自分は半ばふてくされていて、何度も「なんで俺だけ・・・」と思いながら、かなり夜になってから気持ちが入らない状態で




配布スケジュールの打ち合わせや、その他雑用をしていました。




(気合で営業していると打ち合わせの時間が夜しかなかったのです)






3~4ヶ月くらいでしょうか、しばらくふてくされていた私でしたが、ある日




“このフリーペーパーの根幹は編集のクオリティと配布(ポスティング)の正確性だ”




という事に気がつき、媒体の重要な核となる部分の仕事を、自分が担っているという意識に変わったのです。




実際に今振り返ってみると、媒体ノウハウの一部を自分が作り整備していたのです。






それまで“雑用”と思っていた事が、“重要な媒体ノウハウ”だったわけです。






意識が変わってからは、細かいところにもかなり気が配れるようになり、色々改善が進みました。




なにしろ




・仕方なくやっている仕事







・重要なノウハウを得られる仕事




になった事で、ポジティブに意識を高く持って仕事にあたれました。






その後は、多少面倒な事でも、丁寧に考えながら改善を目指せる(それが普通と言われてしまうときついですが)




意識となり、仕事の量がどれだけあっても苦ではなくなりました。






仕事量が物凄くある=成長するスピードが他の人より速くなる




皆が嫌がる仕事をしなければならない=自分しか得られないノウハウが増える




意識が変わる事で、それまでは嫌だった仕事にポジティブに取り組めるようになりました。






この時期を境に営業成績も先輩2人に肩を並べられるようになり、益々忙しくなっていきました。




営業マンとして、媒体の流通担当として、とてもいいサイクルに入っていったのです。






当時の意識の変革がなければ、確実に今の自分はありません。




私は幸運にも自ら気付き、今に至るのですが、意識改革は上司の働きかけや社内の教育で十分可能だと思います。




意識改革に至らないまでも、意識を植え付けることはできます。






考え方が変わると、仕事のレベルが明らかに上がります。