引き寄せた夢の日、サプライズに感激 | ただのオタクと思うなよ

引き寄せた夢の日、サプライズに感激

6月にこのブログで、雑誌「昭和40年男」の話を書きましたが、この記事がきっかけでこの度、この雑誌の次号の記事執筆をお手伝いすることになりました。何とも嬉しい限りです。

で、9月11日に発売する次号で私が何をやるかというと、「昭和47年のヒーロー特集」なのですよ。この「昭和40年男」では毎号(といっても次で4号目ですが)、40年男たちにとって節目というべきある1年にスポットを当て、その年の世相、流行に沿った話題を取り上げているのですが、今回は40年男たちが小学校に入学した年、昭和47年を取り上げるという訳なのです。

それで、この47年とはどんな年だったかというと、その前年に放送が始まった「仮面ライダー」の爆発的ヒットに端を発した変身ヒーローもの真っ盛り。7歳のガキだったわれわれ(あ、私は41年男なので6歳ですが)にとってはまさに直撃のブームだったわけです。そこで、普段特撮オタクを標榜している私に、おはちが回ってきたというわけです。もう、こんな美味しい仕事、ほかにありません。編集長さん、本当にありがとうございます。


とはいえ、もの書き仕事は長年やってきた私ですが、雑誌の編集・構成は全くの初めて。副編集長さんの助言を頂きながら、掲載用の画像集めやおおざっぱなコンテ作りなどをここ2週間ほど、やってきたのであります。権利関係の仕組みって、いろいろ知らないことばかりだったわけですが、知ってみると「なあんだ」というところもあり、なかなか楽しくやっております。なにしろ、煩わしい作業の中でも、合間に出てくる単語が「キカイダー」だったり「ど根性ガエル」だったり「ガッチャマン」だったりするのですから、楽しくて楽しくて仕方がない。ある意味、夢のような仕事の世界にいる私なのです。

で、そんな現実夢の中できょう、その頂点というべき場面を迎えることになりました。この年のヒット番組の一つ「ミラーマン」のお話を聞きに、世田谷区八幡山の円谷プロダクションにいったのです。インタビューのお相手は「ミラーマン」のプロデューサーだった満田かずほさん。特撮に詳しい方ならご存じでしょうが、「ウルトラセブン」ではメイン監督を務めた、古き良き円谷プロを最もよく知る人の一人です。もう、この人に会えると決まっただけで私の心臓はバクバク状態(すべて決めたのは私自身なんですが)。何を聞いたらいいか、変なことを聞いて怒られたりしないか、などなど、時事通信時代にトヨタの社長にインタビューしたときより緊張したのは間違いないです。

で、何とか心を落ち着かせて現地に到着、応接室に通されると、でんと構えていた満田さん、不慣れな私を本当に優しく応対してくださいました。インタビューの詳細は9月11日発売の昭和40年男までお待ちください。事前に押さえていた話から驚天動地の意外な話まで、たかがミラーマンといえど深い深い話を聞くことができました。そしてお話を聞いている間、私の心は昭和47年の旅をしておりました。原稿はこれからまとめるんですが、絶対力作にしたいと思っておりますのでどうぞ楽しみにしていてください。


で、きょうの夢の話はこれで終わりません。

インタビューを終えて、応接室を出ようとしたとき扉の向こうから聞き慣れたちょっと懐かしい声が私の耳に引っかかってきました。そこにたっていたのは誰あろう、フジ・アキコ隊員の桜井浩子さんその人でありました。もう、めちゃめちゃ感激!!この仕事に携わっていなかったら、あの日あのブログを書かなかったら絶対なかった出会いの瞬間でした。あー書いてて良かった。ですが、あまりの感激に軽くお辞儀するのが関の山の私。何とも情けなや。それにしてもさすが元祖ウルトラヒロイン、衰えを知らない美しい方でした。ちなみに桜井さんは現在、円谷プロの役員をやってらっしゃるんですよね。で、この日は“みっちゃん”こと満田さんとの打ち合わせがあったようで、その件で立ち寄られたようです。それにしてもラッキーでした。
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そんなこんなで、楽しい仕事が舞い込んできたこの夏。まだまだ楽な生活じゃありませんがいろいろ元気だけは出てきた週末でした。

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