ご報告 | 出世犬、小豆

出世犬、小豆

フレンチブルドッグ小豆(こまめ)の成長記録。

誕生日から早半年。。。


書こうか、書くまいか悩んだけど、みんなにご報告


長くなりますので、お時間のあるときにどうぞ。








ず~っと気になってたあご下のしこり


気になってみんなに聞くと「すぐ診てもらったほうがいい」ということで、


耳の治療をしてもらっていた先生のところで調べてもらいました。





検査結果は1週間後ということだったのに、


3日後、チチのところに連絡が入りました。





結果は「悪性リンパ腫(未分化型)」。。。


あと2カ月の命と診断されました。








頭の中は真っ白。


なんで小豆が。。。





詳しく話を聞くために病院へ。


先生いわく「抗がん剤をしてしんどい思いをするならステロイドで楽しい余生を」と。





いやいや、そんなんありえないでしょ





すぐにいつもお世話になっているフラアネ家に電話をし相談したら、


「岸和田に獣医腫瘍科認定医の資格をもつ先生がいるよ」ということと


「阿倍野に再生治療をしている先生がいる」ということを教えてもらいました。





とりあえず治療をしないということはありえないので両先生に相談しにいきました。





岸和田のハニー動物病院

の高橋院長先生



「こんなに元気があるなら抗がん剤をやる価値はあるよ」





阿倍野の岸上獣医科病院

の岸上院長先生



「抗がん剤でしんどい思いをしてきた犬をいっぱいみてきて再生治療に取り組んでいて


QOLを考えるならこちらがいいかも」





両極なご意見。





両親、友達などに相談し、二人で話し合った結果、


「抗がん剤治療後、リンパ球培養の再生治療」という形になりました。








リンパ球にはT細胞とB細胞があり、どちらががん細胞にやられているかによって


できるかできないかが変わってくるようです。


T細胞にキラー細胞がいる。


T細胞が生きていれば、どちらも治療可能。


もしダメであれば再生治療には不向き。





まずはそれを調べたところT細胞は大丈夫!ということだったので


抗がん剤も効くという太鼓判をもらいました。





普通は25週プロトコルといって25週間かかって抗がん剤を打っていくのだそうだけど、


高橋先生は19週プロトコルを採用





6月18日より毎週、抗がん剤注入が始まりました





序盤、とくに副作用もなく順調に進んでいましたが、


血尿に始まり、膀胱炎、血便、軽い吐き気などの副作用が出ました。


そのたびに先生に連絡し、台風でも夜中でも診てくれた高橋先生。


本当に感謝。言葉では表せないくらいです。





11月8日最後の抗がん剤注入!





無事すべてが終わりました。


あれから半年、春から夏を越え冬になりましたが、再燃することなく過ごしています。





ただ膀胱炎の治療は続いています。


先週レントゲンを撮ったら「膀胱に石が・・・」ってことで、もしかしたら手術しなくてはいけないかも?


がんばってシャンプーをしているのに皮膚が黒ずんでいるのをみて、


先生は「甲状腺の機能も調べたほうがいいかも」と。


甲状腺の機能が低下していると、麻酔をかけたらヤバいことになるようです。








毎週、岸和田まで電車で通いましたが、小豆は「カートに乗る=電車に乗る」のをわかって


電車内ではしずかに寝てくれてました。ホントにいい子です。





これからもずっといてほしいものです。



















元気やで~ブルドッグ








ちなみに抗がん剤、副作用の対応などを含めて40万弱かかりました!




小豆の病気がわかったとき、
いろいろ調べたり、ほかの子のブログを見たりして情報を収集しました。
こういうときって悪いことしか出てこないんです。
それでまた凹むんです。

ひとつでもいい結果、いい先生の情報が増えれば、それだけ方法が増える。
また相談相手も増える。

つい先日も悪性リンパ腫になったという子がいて、ある方から相談を受けました。


これから「みんなのもしものとき」に何かお役に立てればと思い、
ご報告させていただきました。