至高のスイングアーム！

営業のマティです。

先日、弊社協力工場様へ新製品のスイングアームの製造工程の見学に行ってきました！

大人の社会見学です。

最初のラインナップはCB1300SF/SB 14～用です。

※画像は試作品となります。

このスィングアーム、何が凄いのかというと…

①アルミプレス材(7N01)を溶接により繋ぎ合わせたボックス構造「プレスフォーミング」で製造。

・プレスフォーミングはコストのかかる製法ですが、強度設定の自由度が高いので狙った性能を出しやすく、スーパースポーツやレーシングマシンのスイングアームに採用される事が多い製法です。
・このスイングアームは、縦剛性を上げて不要なねじれや不快な振動を抑え直進安定性を向上させた事と、横方向には「しなる」特性としコーナリング中に適度にしならせて旋回性能を引き出す事を重視した設計としています。
・当然、グッとスポーティーな外観となります。

②軽量！
ノーマル比1kg以上！軽量化は正義です。サスペンションの動きを助け、加速、減速、燃費、走行性能の向上に大きなメリットをもたらします。

③削りだしチェーンアジャスターと脱落防止機構。
サスマウント一体の高精度な削りだしのスイングアームエンドとチェーンアジャスターをセット。
ホイールの脱着に伴うアクスルシャフトの抜き差し時にチェーンアジャスターが脱落しない構造としています。作業性が大幅アップします。

④簡単チェーン調整。
車体後方より簡単に正確にチェーンの張り調整が可能。調整ボルトが外側に出てくる事のないインナーアジャスト機構。

⑤チェーンのリンク数＋２リンク対応。
純正のチェーンリンク数よりも２リンク伸ばすことができる設計。これによりサスペンションや車体姿勢のセッティングの幅を広げることができます。

・・・などなど、見どころ盛り沢山なんです！





以下はは製造中のカットです。
(一部画像加工あり)

専属の職人による丁寧で精密な溶接工程！

部品部品の溶接の順番や時間など、精度を出す為の独自のノウハウに基づいて一本一本心を込めて造っています。

製品完成後には見えなくなってしまう溶接面の「裏側」です。
美しい・・・
技術に裏づけされたまさに職人技！

価格は税別で￥270,000。

一般的なアフターマーケットのスイングアームと比較すると高額な物となりますが、トップカテゴリーのレーシングマシン用と全く同じ、職人が非常に手間をかけた逸品(一品)です。
実際にはこの価格、かなりのバーゲンプライスなんです。

もちろん大量生産などできません！


わかる人にはわかる「本物」を貴方のバイクにも如何でしょうか？


ラインナップは国産ビッグネイキッドを中心に今後拡充させていきます。
お楽しみに！



では！(＾＾)/





情熱と
　　　技 込め 醸す
　　　　　　　　凄みかな

m(_ _)mおそまつ