なぜ眠る前はネガティブに? | 作業療法士 菅原洋平のブログ

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明日を変える!脳の話


おはようございます。

何で眠る前の考え事はネガティブで
どうでも良いことばかりなんでしょう?

ぐるぐる考え事をしていると、
どんどん連想されていって、
自分の生い立ちを否定するところまでいってしまうことも。


脳は、起床したときから
徐々に働きが低下していき、
18時間後には弱度酩酊状態と同等になります。

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飲酒運転で捕まってしまうレベルまで
低下してしまうのです。
よく睡眠の専門家の間では、飲酒運転を取り締まるより、
睡眠不足を取り締まるべき、なんていう冗談を言うことが
ありますが、夜中には酔っ払いと同じ状態に
なっているのです。

脳の機能が低下するとどうなるのか。
それは、高度な能力である抑制機能が低下します。
考えをグッと抑え込んで焦点化することができない。

一方、脳の温度(深部体温)が高いと
活動自体は活発になっていきます。

抑制が低下して活発になると、
連想が止まらない止まらない。


そこへ脳の覚醒を維持し、
不安をつくる物質であるノルアドレナリンが
増えて連想に不安が加わり、
ぐるぐるネガティブに。

ネガティブな自分に負けてしまった・・・
なんて自責の念にかられてしまう方も
いらっしゃいますが、
これはただの生理現象です。

脳の温度が下がればネガティブは止まります。
そこで、耳から上の頭を
保冷剤や冷凍したタオルで冷やしみましょう。

枕の上半分に冷たい物を置いて眠れば、
ネガティブ停止!

仕組みが分かれば、
無駄に悩んでしまうことは防げますね。


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毎日の充実に
ぜひご活用ください。