Blizzardがハッキングされたけど、パニックになる必要はなさそうだ | act2.com blog

Blizzardがハッキングされたけど、パニックになる必要はなさそうだ


Blizzardがハッキングされたけど、パニックになる必要はなさそうだ
 ※ この内容は、Mac 専用セキュリティソフトの老舗である フランス Intego 社のブログから転載されたものです。
World of Warcraft および Diablo IIIのメーカ、Blizzard Entertainmentが、今週ハッキン グされました
非常に有名なゲームのメーカですから、パスワードの変更を 勧める記事がネット上にあふれかえるとお思いでしょう。
ところが今回は、そ のような自体にはならなそうです。
Blizzardはユーザのパスワードについて、 少なくとも1つやるべきことをちゃんとやっていました。
現時点では、盗まれたのは以下の情報と思われます:
  • 中国を除く、全世界のBattle.netユーザの電子メールアドレス
  • 北米、中南米、オーストラリア、ニュージーランド、そして東南アジアのプ レイヤのセキュリティクエスチョンに対する回答
  • モバイルおよびダイアルイン認証に関する情報
  • 北米、中南米、オーストラリア、ニュージーランド、および東南アジアのプ レイヤの、暗号化されたスクランブル版Battle.netパスワード
盗まれたこれらの情報は、Battle.net にアクセスするために十分な情報とは言えません。
注目すべきなのは、最後の項目です。
パスワードは、「ハッシュ」された上 に「ソルト」されていました。
今ポテト料理の「ハッシュドポテト」を思い浮かべた皆さんのために、少しだけ説明を付け加えておきます:
  • ソルトでは、パスワードにランダムな文字列が追加されます。
  • ハッシュでは、パスワードを表すデジタル署名が作成されます。
どちらか一方だけではリストの一括処理が可能となり、パスワードを復元するためのハードルになりません。
しかし、2つを組み合わせるとパスワードを個別に処理しなければならず、しかも相当の時間がかかります。
パスワードリスト が完全に安全というわけではありませんが、漏洩したリストが被害をもたらす可 能性は低いと言えます。
それでも、Blizzard および同じセキュリティクエスチョンとパスワードを使っている他のサービスで、念のためセキュリティクエスチョ ンとパスワードを変更する必要があります。その時、安全なパスワードを 作ることを忘れないでください。

By Lysa Myers on August 10, 2012

出典:Intego Security Blog
Twitter:@IntegoSecurity



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