製品の外観や内部構造を確認しながら、特許・意匠の図面や出願書類を作成するため、事務所で紙の模型を作ることがあります。

 

(部品ごとに)パワポで展開図を作図して、それを紙に印刷して、切り抜いて、折って、組み立てて...

 

そんな一見すると面倒なことをやっています。

 


試作品があればそれでもいいのですが、試作品があったとしても大きかったり分解できなかったりするケースもあります。

 

CADでも使えれば簡単なのでしょうが、残念ながら私は使えません(使ったことがありません)。

 

図面は図面屋さんに依頼することもありますが、どういう図にするかを考えながら出願書類を作成しますので、「こういう図を作成して欲しい」と依頼しにくいことが多いです。

 


...と、あれやこれや理由を挙げていますが、要するに、そういう作業が「好き」なんですね。

 

もっとも、所詮は紙ですし、人に見せられるような完成度に仕上げる訳でありません。

 

それでも、自分で作った紙の模型を手にとって眺めているだけで、なんだか嬉しくなります。

 

 

非効率的だと言われればそうなのですが、実際に作ってみたからこそ理解できることもありますので、ケースによっては「あり」かなと思っています。

 

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹