毎年のことですが、日本弁理士会から「インターン生受け入れのお願い」が届きました。

 


これは、実務経験がない(少ない)弁理士試験合格者を対象として、特許事務所での実務研修を提供する制度です。

 

インターン期間は来年4月~6月の3ヶ月、手当は時給1000円+交通費、その他雇用保険などに加入する必要があります。

 

インターン期間終了後にインターン生を採用するか否かは、もちろん自由です(そもそもインターン生が希望しない場合もあるでしょうし)。

 


このご案内が届くたびに悩むのですが、これまでインターン生の受け入れ希望を出したことはありません。

 

私が踏み出せない理由は、幾つかあります。

 


(1)マッチングは日本弁理士会が行い、インターン候補生に直接会うことなく、受け入れ可否を判断しなければならない

 

(2)マッチングは2回行うが、2回目にマッチングされたインターン候補生の受け入れは、原則として辞退することができない

 

(3)たった3ヶ月で「実務経験」と呼べるような仕事をやらせることは難しい

 

(4)4~6月は閑散期なので仕事自体がない(少ない)かもしれない

 

(5)そもそも埼玉の事務所を希望するインターン生がいるのか

 


(4)と(5)は、私が制御できることではありませんので、あれこれ考えても仕方ないことです。

 

(2)は、2回目のマッチング自体を希望しなければ済みますし、(1)は、受け入れ基準を高くすればいいかもしれません。

 

となると問題は(3)ですが、仮に特許事務所での仕事の流れや雰囲気を知るだけで終わっても、それも経験と言えば経験です。

 


と、ここまで書いて気付いたのですが...

 

私は、インターン生を「受け入れない理由」ばかり探しているようです。

 

エイヤーで希望を出してみて、細かいことは、実際にインターン候補生がマッチングされたり、インターン生の受け入れが決まってから考えても遅くないですね。

 


ということで、今年は例年以上に前向きに検討したいと思います。

 

↑それでも「希望を出す」とは明言できない私...てへぺろ

 

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹