私の息子(高1)は重度の知的障害をもっており、現在、特別支援学校に通っています。

あと2年ちょっとで特別支援学校を卒業します。

知的レベルからして大学進学という道はありませんので、2年後の進路をどうするかを考えなければいけない時期になってきました。


特別支援学校に通う障害児たちの進路は、通常、以下のいずれかになります。

(1)一般企業
(2)就労移行支援事業所
(3)就労継続支援(A型・B型)事業所
(4)生活介護事業所

詳細は割愛しますが、高2~高3に色々な事業所に実習に行って、最終的にどこに行くかを決めていきます。


先日、学校で実習に関する説明会がありました。

そこで進路担当の先生がおっしゃったこと...一般企業での実習は自力通学をしている生徒に限ります。

※自力通学:徒歩又は公共交通機関を利用して1人で通学すること

えーそんな~(T_T)


はい、息子は自力通学できませんよ。ようやく先日1人通学を始めたばかりですから。

※1人通学:スクールバスを利用して1人で通学すること

でも、それは今現在の状況に過ぎないでしょ。


確かに、障害者が一般企業で就労するにあたっては、自力通勤が条件となっていることが殆どです。

でも卒業までまだ2年以上あるんですよ。

なぜ実習の段階からそんな制限をつけるのかな。実習を通じて一般企業で働けそうな感触を掴んでから、自力での通勤(通学)の訓練をすれば十分間に合うでしょ。


実は、ついこの間、妻と息子を連れて障害者雇用をしている知人の会社(一般企業)を訪問してきました。

そこで、もしかしたら高2での実習をお願いするかもしれないとお話し、実際に息子の様子を見て頂いた上で、少なくとも学校に実習の希望を出すことについて内諾を貰ってきました。

でも、上記の学校サイドの方針によれば、その企業で実習させて頂く芽は、はじめからありません。


なんだかな~

子供たちの未来の可能性を潰さないで欲しい。

実習の段階でそんな制限を学校が付けるのはおかしい、と思う私がおかしいのかな。


このことについて学校に異論を唱えるか、そのまま泣き寝入りするか、息子の将来のことですからよ~く考えてみます。


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