センター試験が終わって1週間が経とうとしています。

それから一週間後2月初旬に私大の受験が封を切り、三週間後には大体の合格発表が出揃います。

それから、国立2次が始まり3月の頭に合格発表

3月の2週目に卒業式を予定する高校が多く、この日までに進路先が決まらない高校3年生は20%ほどいます。

卒業式当日に合格発表が重なる人もいます。

三次試験を受けにいく人もちらほらいます。それか、浪人を潔く決めてしまうか。。。

担任や教科担当はセンター試験の始まる前の年末から3月まで毎年気が休まりません。

いつ決まるか、あいつ、あの子、彼らは実力はあるはずだけれど発揮できたのか。

小さい罠にハマっていないか、落ち込んで先が見れなくなってないか。

大学入試は中学、高校と違い、一度決めたらやり直しはきかない確立が高いです。
それはもちろん学費が一番の理由でしょう。
半数以上の生徒が公立の高校に行けたとしても、その10%も国公立大には行けません。

だけれど彼らにも諦めず戦ってほしいし、それを糧に今度は将来の事を自分の責任で選び勝ち取っていってほしいと切に願います。

もちろん選び方は学費だけではないです。
どうしてもやりたい事が実現されるには学費の高い所だったら、それに見合った覚悟と、努力をすればいいだけのこと。

先ずは親御さんに認められる努力をすればいいんです。

その想いが伝わるからこそ、学校の先生は自然と助けになるよう働きたくなる。
何か良い方法はないかと考えて伝えたくなる。
毎年緊張してしまうんですね。

教員とは縁遠い人は毎年12月~3月の長く感じる緊張感をもう、感じないかもしれません。

先生は毎年、これを感じている。。。

昨日、同級生で先生をしている友達に会ってきました。

とても緊張しつつ冷静な分析をしていました。

最後にその先生はこう言っていました。

この緊張、すり減らして人生なくなってもあいつらが良い選択をしてくれたら本望なんだよ。


その通りだなと思います。