おひさしぶりです。

 



 

さて、去年の秋生まれて初めて救急病院のお世話になり、 そこで13時間過ごした話を備忘録にでも書こうかと思ってたが(うち待ち時間は12時間強とか)

 

 

その前に息子がまた救急病院に・・・

 

しかも今回は入院のおまけつき(いらん)

 

 

 

 

 

息子、5歳、症状としては

 

→水曜から木曜にかけて、夜だけ熱を出す。

 

→同じころに、息子の顔を見て(あれ、こんなところに新しいホクロが2つ・・・?)と気づく。

 

→土曜、斑点が脚にも出来ている。乾燥??

 

→日曜。歯を磨いて血が出る。夕方お風呂で斑点がぶわーっと増えているのに気づく。そしてその後血尿。

 

 

 


これ絶対あかんやんチーン



 旦那と相談し、


(あ、一刻でも早く出ていくと言っていた旦那、良いアパートがみつからんとまだ一緒に住んでる・・・)



SAMU(必要であれば医者に繋いでくれてラッキーなら迎えに来てもらえる・・・)に電話する事にする。




 

それがまぁ、相変わらず無能で・・・

 

 

 



今回はなんと 10秒ほどで電話に出てくれたが。

 

 

お兄さんに一度症状をずらーっと説明。

 

「なるほどー、うーん、ちょっと待ってくださいねぇ、〇〇(聞き取れなかった)につなげますねー」

 

と言われ、少しして別のおばさんに「どうしましたー?」と聞かれ、また症状を説明しなおす。

 

と、今度は「〇〇病院の救急サービスの内科医につなげますねー」と言われる。

 

少しして、「はいはい、えーっと、血尿?」と出てくれた内科医のおばさんが急に話しかける。

 

少しやり取りした後、

 

「まぁ、熱ないんやったら、明日にでも小児科の先生に診てもらったら?」

 

と言われる。

 

 


 

そ、そんなもんか・・・?

 

と、あっさり納得も出来ず、

 

「え、じゃぁ他の症状も全部問題ないって事ですか?」

 

と確認すると、

 

「え、他の症状って?血尿だけちゃうの?」

 

と聞き返される。

 

 


チーン何も知らんと話してたんかいっ




また3度目の説明をすると

 

「うーん。まぁ斑点はウィルスに対する反応やろうねぇ。でも血尿が気になるなぁ・・・まぁ、熱ないし、うん、明日でも担当の小児科医に見てもらったら?心配やったら別に今来ても良いけど」

 

となんともハッキリしないアドバイスをもらう。

 


「でも・・・今すぐ病院行って検査してもらえるなら、してもらおうかなと思います・・・」

 

と答えると、

 

「うんうん、そうやね。私やったら絶対そうする!」

 

と。

 

 

 

いやいや、あんた、今、明日でいいって言ったやん!チーン

 

 

 
 
あきれながらメルシーと言い電話を切るが、まだモヤモヤしていたため、小児精神科医をやっていた親戚に相談することにする。

 

症状を説明すると、すぐに

 

「それ、紫斑病やと思うわ。」

 

と言われた。

 

「今すぐ病院行った方がいいと思う」

 

 


 

信頼してる叔母にそう言われたらもう行くしかない。

 

息子は元気そうだが旦那が救急病院に地下鉄で連れて行く。


 (ちなみに叔母には「でも救急担当の医者が紫斑病を疑わへんかったん?それは怖いなぁ、典型的な症状やのに」と言われた。うん、怖い・・・)

 

 


 

結論から言うとまさにドンピシャで、病院で過ごした最初の一晩で症状が何倍にも悪化した。

 

これが自宅やったらぞっとしてるわ・・・

 

 


 簡単に言えばウィルスか細菌に対し、抗体がアレルギー的な反応から血小板を攻撃し、急激に血小板の数が減るやつらしい。


通常の数値が150 000~300 000。

150 000を下回ったら異常、50 000より低くなると命の危機だとか・・・?(←幸い退院後に聞いた。)

 

 息子の数値は「2 000以下」・・・


ひくっゲロー

 

 

 

 



なんか、写真ではあんま見えないが、ホクロ?と思ってたやつがそばかすのようにぶわ~っと増えた。




脚にも。

それにぶつけてないのにアザができてたり。

些細なひっかき傷で大量に出血したり。

血尿とかも。



舌にも。


あとは口内炎的なのがいっぱい、真っ赤なやつができてて可哀想やった・・・

が、本人は痛くはなかったらしい・・・





色々端折るがそこから4日後、ようやく退院OKの数値が出、安静期間を経て今に至る。

 

 

 

 

 

 

うーん。

 

これ、親戚に医者がいーひんかったら、嫌やなぁ。

 

それでも知り合いのイギリス人達は、とくにここ数年のイギリスの医療は本当最悪だと言うし、私はまだフランスは世界基準で言うと恵まれてる方だと思っているが。

 

 

 

 

そうそう、少し興味深かったのが、担当してくれた小児科の先生が二人とも若い女性のイタリア人だったこと。


 


なぜ?と思ったが、旦那が「イタリアの出生率低すぎて子供いーひんのちゃう?」と。


あ、ありえるかも・・・滝汗


給料も違うのかな・・・




診てもらってなんだが、二人ともフランス語がたどたどしく、なのに急に一般人が知るはずもない医学用語を使ったりして少し分かりづらかった・・・


息子に話しかけてくれてる時は私が通訳?をする感じで・・・




たどたどしいフランス語を頑張って話す、私より若いであろう先生達を見ながら心の中で(がんばれ~)と思わずエールを送ってしまったが、




同時に出生率のこと、頭脳流出のこと、EUやブレグジットのこと・・・



いらん事についてまた色々考えてしまい、複雑な気持ちになってしまった。









久しぶりのブログ・・・


去年は感情が揺さぶられ過ぎて、なんだか放心状態が続いてる感じですが。


たまった愚痴を吐きたくなってきたくらいは元気にしておりますニヤリ