さて、本格的に旦那と亀裂が入ってしまった。
自分は英仏バイリンガルで、私が妊娠していた頃から子供には英語で話しかけようねと決めて、4年間それをしていたにも関わらず、
「金輪際英語は使わない!フランス語オンリーで行く!」
と決めた旦那。
もちろんこれは彼の権利だ。
ただ、私としては、約束が違うじゃないかとは思う訳で。
「約束してた日本語の努力はとっくに諦めてたけど、今度は英語も諦めるんやね」
と言うと、
「日本語は努力してるやん!」
と反論する旦那。
「えーっと・・・ごめん、努力って・・・?例えばこの3年間、具体的に何をしたっけ・・・?」
と思わず聞いて返って来た旦那の返事に開いた口が塞がらなかった。
「まずなぁ!〇〇(私)が子供に日本語話す事禁止してへんやろ!!」
・・・は??
「それに、〇〇が出張でフランスにいーひん時、息子を日本語の補習校に連れて行ってあげたやろ!」
・・・・・え?
「あと、日本に3週間遊びに行くって決まった時、僕は何も文句は言わなかった!!!!」
旦那(どやあ!)
・・・どやあちゃうわ!!!!!
日本行ったんはバケーションやしあんたの姉さんものこのこついてきたししかも2年以上前の事や!!!
もう、ほんと、呆れて呆れて。
と言うのも、「えー、補習校連れて行ってくれるあたりはありがたくない?」と思う人もいるかもしれないが、私はちょっと尋常じゃないくらい日本語教育にこだわっていて、
実は旦那と付き合う前から忠告していた点でもある。
旦那は2年くらい私に片思いしてくれたが、付き合う前にこう言っている。
「私、今まで付き合った人、たまたまやけどみんな日仏バイリンガルやねん。友達もバイリンガルが多いし、家族もみんな両方話せる。」
「だから、今更日本語だけ使えへんくなるのは怖いねん。すごく不自由に感じると思う。」
「それに、子供が出来たら絶対に日本語で話しかけたいけど、父親が日本語わからへんせいで、『父親を疎外する言語』になってしまうのが怖いねん」
これに対して(当時の)旦那は目を輝かせて
「僕日本語頑張る!!!」
と言ってくれていた。
・・・やー、書いてて恥ずかしい。
片思いしてる男の約束を真に受けるバカがいるかよって・・・・
ハズカチイ・・・
ここで終わっていれば、私は迷わず離婚をしていたと思う。
と言うような人とは一切かかわりたくない。
が、問題は・・・いや、幸いなのか、
ブレッブレの旦那。
まず、発言の直後に
「まぁ、大した努力じゃないかもしれへんけど・・・」
とひるみだす。
「いや、努力とは言ってへん。僕なりの日本語教育の貢献って言ったんや」
と言う旦那。
えーっと。
や、まず、努力って言った。
でもそれは一旦置いといて。
貢献・・・・?
日本に遊びに来たことが・・・・?
思わず、
「え・・・語学教育だけに関して言えば、あんたとお義姉さんには来られてもマイナスでしかないねんけど・・・」
と、皮肉にもちょうどこの間ブログに書いた事を馬鹿正直に言う私。
もちろん旦那にはブチ切れられる(←当たり前)
「あ、でも僕、日本行ったんは楽しかったし、補習校も息子の違う一面が見れて嬉しかったで」
と今度はなだめに入る旦那。